2014年3月16日日曜日

ぼくがジョブズに教えたこと:ビデオゲームの父ノーラン・ブッシュネルが語るジョブズ本(5/1、飛鳥新社)

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「ビデオゲームの父」として知られるアタリ社創業のノーラン・ブッシュネルによる本『ぼくがジョブズに教えたこと』が飛鳥新社から5月1日に出版されます。*当初4/30発売から変更に

アタリ社とノーラン・ブッシュネルとジョブズ
ノーラン・ブッシュネルは1972年(ジョブズがリード大学入学の年)にアタリ社を創業、世界で最初に大ヒットすることになる「ポン」を発売。日本との関係性も強く、社名の「アタリ」は囲碁からで、有名なロゴマークも富士山を図案化されたのだとか。

対戦型の卓球ゲーム「PON」(1974)
1974年2月ごろ、インド行きの旅費を稼ぎたかったスティーブ・ジョブズは、アタリ社40人目の社員として入社。欧州での仕事をする条件で旅費を負担する提案をしたのが「ポン」開発のアル・アルコーン。(ジョブズは4月にはインドに渡ってるので入社すぐの話というのもすごいのですが。。) 

「ポン」の次の大ヒット作「ブレイクアウト(ブロック崩し)」ではジョブズとスティーブ・ウォズニアックが回路の部品削減に関わったことで知られています。(その時に活躍したウォズに対して、ジョブズがもらった額を誤魔化した話も有名)


またアルコーンは本「スティーブ・ジョブズ I 」で次の様に語っています。
「ノーランはノーという回答を受け入れない人物でした。その態度が物事を推進する力だとスティーブは学んだのです。スティーブと違い、ノーランが口汚くののしることはありませんでした。でも、憑かれたように突き進む姿勢は同じです。うんざりすることもありますが、でも、たしかに仕事は進むのです。そういう意味で、ノーランはジョブズのメンターだったと言えます。」

Finding the Next Steve Jobs
本『ぼくがジョブズに教えたこと――「才能」が集まる会社をつくる51条 』の原著は、昨年9月に米国で出版された「Finding the Next Steve Jobs: How to Find, Keep, and Nurture Talent 」。


翻訳は井口耕二氏。発売の5月1日が楽しみです。

  


» ノーラン・ブッシュネル - Wikipedia
» アタリ (企業) - Wikipedia
» The Atari Museum

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