デイル ドーテン
「試してみることに失敗はない」
主人公が老人に問われて、人生に成功する秘訣としてあげた「目標設定」「生きる姿勢を変える」といったことはすぐにこの言葉で否定される。
そして成功した人がすべて計画的ではないとし、一例としてApple Iを作ったWozなどが挿話としてはいっている。
「成功の宝くじでは、勝つチャンスは何百と手に入るし、そのほとんどは大損するようなものじゃないってことを。」
老人はホーソーン効果 (=テスト側の意識で好結果がでること。ピグマリオンやプラゼボと似ている。) をあげ、変化を続ける必要性を訴える。また素晴らしいアイデアに出会っても見逃してしまうことに気をつけるようにいう。
最後に老人が作成するように言った3つのリスト
・問題点を書き出す
・仕事に関してやっている全てのことを書き出す
・仕事上でやったミスを全部書き出す。
これらのリストから、問題に向き合い、アイデアを試し、チャンスに多く出会い、逃さない方法を伝える。
またアップルなど革新の話を見つけた参考文献として、としてコンピュータ帝国の興亡があげらていた。いつか読みたい。