2008年5月12日月曜日

[本] すごい会議

Management Coach(株)代表の大橋禅太郎氏は、1964年生まれ、投資銀行、フランスの石油探査会社などを経て独立。28歳で渡米、インターネット・マーケティング会社GAZOOBAを設立、2001年に売却という経歴の持ち主。

本書は「すごい会議」を行うきっかけとなったマネジメントコーチとの出会いとその内容を読みやすく、分かりやすく述べている。

以下、参考になったところ。

・会議の目的の確認
最初に「ミーティングに期待する成果」を書いて発表
一人一人書くことで、他人の意見に左右されない

・「今まで何を達成したか」
前向きになれる

そしてココが一番のキモ
・問題を「どうすれば」に置き換える
まず最も重要な問題点や懸念を2,3書き出す
そして問題点を「どうすれば〜〜できるか?」に置き換える
さらに〜〜を楽しい、クリエイティブな質問に

・さらに「言いにくい、言えない問題」をいう
本当の障害を明確化する
「最後に、あなた自身のひどい真実は?」
前向きに問題の根を解決する

ここから、戦略、アクションプランの作成
・「チームでこれから半年で何が主な成果として創り出されるか」
一人一人が書き出す
「X月X日までに 〜〜(測定可能な事) を達成することで、〜〜(欲しいインパクト)となる」という形に
発表し、チームで合意したものまとめる
共有共感の持てる短期的で明確な目標

・目標達成のために
組織を同じように皆で作成する
発言は「明確化のための質問」「代替案の提案」「リクエスト」に絞る。でないと、会議の時間の95%は「コメントの交換」に使われる。