2009年2月28日土曜日

BentoでNikon対応レンズのデータを追加する [Bento.2 レポート4]


Mac Fan.jp による「Bento 2体験モニター」のレポート4回目。前回の 一眼レフカメラ用交換レンズのデータベース の続編です。


1. Nikon対応レンズを追加したい

前回はCanon対応レンズ 148本を一つのデータベースとしましたが、今回は前回のデータベースにNikon対応レンズを追加することにします。

新規レコードとして一本ずつレンズのデータを入力してもいいのですが、今回 189本ものレンズのレコードを入力するので出来るだけ楽な方法を目指します。


2. 「書き出す」を使って、スプレッドシートへ

前回同様にweb上のデータを加工し流用しました。さらに焦点距離の「18-50mm」や「18-200mm」のままではソート時に不便なので、ExcelやNumbersの関数を使って、広角端「18」望遠端「50」、広角端「18」望遠端「200」などといったデータを追加。また前回のデータベースに、レンズ選びのポイントの一つとなる「重さ」を追加することにしました。

Excelの関数を使ってソートしやすいレコードに


これまでのCanonレンズのレコードの修正も一度「書き出す」を使って、スプレッドシート形式に。上記のNikonレンズのレコードと統合し、ライブラリとして「読み込み」ました。


3. フォーム と スマートコレクション

1本ずつレンズ詳細をみるフォームは、ほとんど前回と同じです。

次にコレクション。今回 スマートコレクションを使って「Canon用レンズ」「Nikon用レンズ」を作成。即座にCanon用レンズとNikon用レンズを別々に表示比較することができます。

そして「所有レンズ」コレクション。持っているレンズをドラッグ&ドロップするだけ。

さあ、以下のようなデータベースが出来ました。

(画像クリックで拡大)

比較的、うまくいったかなというのが個人的な感想。時間が出来ればフィルター径のフィールドも追加してみたいですね。


4. フィールド項目の紹介

実際のフィールドの説明など。

マウント・・・どのカメラに対応するか。Canon、Nikon など
メーカー・・・レンズのメーカー。SIGMAなど大文字にし、マウントと差別化
レンズ ・・・まんまレンズ名。のちのち IS ならレンズ内手ブレ補正とかに使用?
レンズタイプ・・・現状、ズーム、単焦点、フィッシュアイ、マクロなどを使用。しかし単焦点マクロもあれば ズームでマクロ対応もあるので、いずれ二つのフィールドに分けるかも。単焦点かズームかで一つ。次に用途で マクロ、フィッシュアイ、中望遠、チルトなどで分類とか。

焦点距離・・・18-200mmなど。見やすさを優先しそのままに。
F 値 ・・・ F3.5-4.5など。こちらも見やすさ重視でそのままに。
最安値 ・・・ 価格コムでの最安値。参考まで。
レート ・・・ 好み。欲しい度数?

広角  ・・・広角端。ワイド端。文字数の都合により「広角」
望遠  ・・・望遠端。テレ端。 文字数の都合により「望遠」
Fmin  ・・・広角端での開放値。文字数の都合により「Fmin」
Fmax ・・・望遠端での開放値。文字数の都合により「Fmax」
重さ  ・・・レンズの重さ (g)

売R  ・・・価格コムの売れ筋ランキング。
注目  ・・・価格コムの注目度ランキング。
満足  ・・・価格コムの満足度(最高 5)
発売日、登録日 ・・・ 登録は価格コムへの登録日
Google検索 ・・・ 「メーカー」+「焦点距離」の検索用URL


5. さいごに

これで Canon および Nikon用のレンズを一覧、比較検討することが容易になりました。また「重さ」を加えたことで更にレンズ選び(購入時だけでなく、旅行への持参なども)に役立つ判断材料を持ったデータベースになったと思います。

上記のように、Bento 2は Excel や Numbers との親和性も高くデータを有効活用しやすいという一面と、フォーム画面での画像や好みに合わせたレイアウトでレコード詳細を確認することが出来ます。

次回は、さらにこのレンズのデータベースを活用する方法をレポート予定です。


続く
デジイチBodyのデータベースと連携 [Bento.2 レポート5]
参考URL
Mac Fan.jp