先日より Office 2008 for Mac を試しています。
Agile Media Network で Office 2008 for Mac のモニター募集に当選したからというのが大きな理由の一つですが、前々から気になってはいたんですよね。そこで応募したわけです。
Inten Macへのネイティブ対応、だが。。。
それまでの Office 2004 for Mac は PowerPC用に作られていたので、Office 2008 for Mac を語る上で Intelネイティブで動く、というのが一番重要な所なんでしょう。でも、だから速い、という感想は購入者からはほとんど聞こえてこず、「あららもう一つのデキなんだろうか」と思ったまま最近までOffice 2008の記事はほとんど読まないままでした。
ということで、これまでのOffice経験からいうと、Windows版Office は95, 98, 2000, XP, 2007と仕事で使い、Office 2004 for Mac をごくたまに使っていた程度。そういう人が Office 2008 for Mac を使ってみたレポートを書いてみたいと思います。
過去の Office 2008 for Mac 記事から
まずは Office 2008 を知ることから。どういう特徴があるのかをweb上の記事から確認、気になる部分をピックアップしてみたいと思います。
リポート:開発担当が語る「Office 2008 for Mac」 (2007/12/14) より
・Excel:スプレッドシートはほとんど無限に近いグリッド数(104万8576 行 × 1万6384 列)まで拡張可能。
・PowerPoint:スライドをiPhoto経由でiPodへ転送してスライドショーができる注目機能
・Entourageには、アップルのウェブキットを使ったスケジュール管理ソフト「MyDay」の追加
「今回、日本でMac製品の開発に携わるスタッフに開発の裏話や本ソフトのポイントについて話を聞いた」という始まりの記事。ふむふむ。上の中でも「MyDay」に一番興味を惹かれました。PDA的なアイデアですね。Windows CEやMobileといった経験が豊富なMicrosoftらしいのかも。
シンプルで美しい仕事術の最新版-- Microsoft Office 2008 for Mac:レビュー - CNET Japan (2008/4/11)
・OOX対応でOffice 2008 for macとOffice 2007 for win間での確実な互換性
これは、.xlsx など従来の拡張子(例えば xls、doc)の最後に x を付け足したアレですね。ファイル・フォーマットの統一というは非常に嬉しいところ。これでWin版Office 2007とやり取りする限りは互換性の問題がないと。これは地味に大きいところ。実際に使ってみないと心配な部分は残りますが、仕事用のファイル作成にも活かしてみたいと思います。
Microsoft Office 2008 for Mac - [Mac OSの使い方]All About
・“数式パレット”や“数式オートコンプリート”という機能が追加。
・Excel 2008 のカラー選択パレットはExcel 2003やExcel 2004と同じく環境設定指定の56個のカラーパレット選択方式のまま。任意カラー選択機能をサポートした Windows版Excel 2007で作成したデータを読む込むと全く別のものに変わってしまう可能性。
・VBAマクロがサポートされていない。Office 2004 for Mac ではVBAマクロはサポートされていた。
2つ目のカラーについては、注意するべきところですね。色をつかったグラフなどを作成する場合に中間色を使って見やすくするというのが一つのコツですが、Office 2007からのインポートは色が変化する可能性があると。。。
3つ目のVBAについてはどうでしょう。必要は人には致命的でしょうが、個人的にはあまり困りません。逆に他の人が作ったマクロ付きExcelファイルで困惑させられることもあったので、長期的にはいいことかもしれません。
次回につづきます。