任天堂から発売されたばかりのBluetoothキーボード「ニンテンドー ワイヤレスキーボード」を iPhone で試してみました。これは持ち運びに最適な iPhone/iPad 用キーボードかもしれません。
外付けキーボードを使うメリットは多い!
まずハードウェア・キーボードを使うメリット、まずは入力のしやすさ。当然早くて楽。文字入力がストレスで iPhoneで長文は打たないって人も多いのではないでしょうか。逆に長文入力が多い人は是非検討してほしいと思います。次にショートカット。これが大きい。個人的にキーボードを持ち運ぶ一番の理由です。多用するのは、Shiftでの範囲選択、Ctr-C/Vでのコピー/ペースト、Ctr-Zでのアンドゥなど。他にも Ctr-H での左1文字削除、Altキー(Mac本来はOpt)を使った特殊文字の入力は、外付けキーボードならではのメリットです。
DSソフト付属キーボードだけど安い!
このキーボードは、もともとニンテンドーDSのタイピング練習ソフト「バトル&ゲット! ポケモンタイピングDS」に付属のもの。ただし安い。ソフトとのセット価格で希望小売 5,800円、さらにAmazonでは 4,705円と単体の bluetoothキーボードとしても充分に安く、さすがは任天堂だと思います。
*追記 2012年8月22日現在では、なんと1600円を切ってます。追記終わり*
iPhone/iPad外付けキーボードで、人気の RBK-2200BTi が現在Amazonで 7,800円程度。約3000円も安いのです。当然 Bluetooth付きのPC/Mac、携帯電話などでも使えます。
サイズは 254x113x20mm で 300g(単3形乾電池2本含む)。キーピッチは17mmと僅かに小さいのですが、充分にタッチタイプ出来るサイズでした。気になるキータッチですが、キーはプラスチックで軽い感触。小型キーボードにありがちな妙な粘りもなく、充分に使える印象です。
また付属している折り畳み式の DSコンパクトスタンド を使えば、iPhoneを縦や横位置に立て掛けることができます。
まず Apple Wireless Keyboard との比較。写真では分かりづらいのですが、一回り ニンテンドーの方が小さくなっています。左下を合わせて重ねると、Appleの右カーソルから右、ファンクションキーより上が余るサイズです。
最初に iPad を米国より先行入手して Apple Wireless Keyboard をすぐに試しましたが、持ち運ぶ用途には合いませんでした。
*訂正* 3秒長押しで電源オフでした Apple Wireless Keyboard: 使用しないときにキーボードを保管する方法
すっかり忘れてました。でも持ち運ばない理由として、アルミなので取扱いに気を使うってのもありますし、3秒長押しって結構面倒くさかったりします。
REUDOのサイズは 285x98.5x14.5mm 。REUDOは縦方向に小さいものの、キーピッチ18mmなので横方向には長くなっています。重さは REUDOが 約205g 程度で 90g ほど軽いようです。ただし実感としてはそれほどの差を感じませんでした。
最高のiPhone/iPad用キーボードはどれか?
好みはあるが、ニンテンドー ワイヤレスキーボードの勝ちというのが現在の印象です。折り畳める REUDO はコンパクトながら、キーボードを組み立てアクションについては好みが分かれるところだと思います。一方、ニンテンドーは悪く言えばチープなんですが、シンプルなすっきりしたデザインだと思います。以上から、現状 もっとも持ち運びに向いている iPhone/iPad用キーボードではないとかと思います。この値段なら多少乱暴にあつかうモバイルにも向いていると思います。
任天堂がタイピングソフト用に作ったキーボードですから、安いものの それなりの質と耐久性がありそうです。同時に任天堂でなければ、この価格でこの品質は難しいのではないでしょうか。
デザインについて触れましたが、意外とMagic Mouse の白に合うかなとも思いました。ファンクションキーは全く使わないという人、安くて小さいBluetoothキーボードが欲しいという人には選択肢になるのではと思います。
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バトル&ゲット ポケモンタイピングDS