2014年6月6日金曜日

大山崎山荘美術館:昭和初期の山荘と庭園に安藤忠雄建築が調和する美術館(京都府・天王山)

JR山崎駅の送迎バス乗り場
5月に京都・天王山にあるアサヒビール大山崎山荘美術館に行ってきました。

イギリス・チューダー様式の本館(1932年築)、安藤忠雄氏による地中館・山手館による美術館です。


最寄りのJR山崎駅や阪急大山崎駅から徒歩10分ほどですが、専用駐車場がなく勾配があることから、無料送迎バスが出ています。

 天王山を少し登ったところで下車。

大山崎山荘に到着。

登録有形文化財でもある本館の近くではスケッチしている人も。


7月までの特別展は『野口哲哉展  − 野口哲哉の武者分類(むしゃぶるい)図鑑』でした。侍なのにウォークマンを聴いていたり、シャネルの鎧だったり。精巧さとユーモアに感心した魅力的な展示でした。


中はお約束の撮影禁止。昭和初期の別荘も素晴らしかったのですが一部だけを写真で。


本館1Fから外に出て山手館側。山手館は安藤忠雄建築(2012開館)


こちらは2階のテラス。喫茶室が併設。淀川がみえ実に心地良いテラス。

2階の階段には大きなオルゴール時計が。1時間おきなので訪問時は要チェックです。


こちらは安藤忠雄建築・地中館への入り口。庭園の中にあるコンクリートの階段がとても印象的。

地中館には、モネの睡蓮が数点、ジャコメッティの彫刻など。地中館を作った理由は山荘の景観を保存するためだそう。モネの睡蓮と地中、直島の地中美術館の発想の元はここなのかも。


こちらは上の階段を外から。写真では充分に伝えにくいかも。。。


庭園へ。ウェブサイトから「季節の庭園マップ」をダウンロードすることができます。アサヒビール大山崎山荘美術館│庭園 庭園マップ




写真右は地中館。

「ボールをつかむ鉤爪の上の野兎」バリー・フラナガン

「琅玕洞」山荘入口トンネルも国の文化財

以上、大山崎山荘美術館でした。本館や地中館など撮影できない部分が多く、紹介出来たのは魅力のほんの一部分です。

近くにある「サントリー山崎蒸溜所」などと併せて行ってみるのもよさそうです。


アサヒビール大山崎山荘美術館
所在地:京都府乙訓郡大山崎町銭原5-3
時 間:午前10時から午後4時
休館日:月曜日(祝日の時は翌火曜休)
T E L :075-957-3123 (総合案内)
アサヒビール大山崎山荘美術館│美術館のご利用案内


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