数年前からミュージアム巡りを始めて、数えると100館を超えていました。
今回は4月の青森旅行から。まずは十和田湖と十和田市現代美術館です。
出発。2014年7月に新規就航したANAの伊丹ー青森便で。青森空港でレンタカーを借りて十和田湖へ。
当日は天候が悪く、十和田湖に着くころには嵐のような天気に。
車を出るタイミングすら躊躇するような豪雨で、予定していた十和田湖一周を早々に諦め、昼食に。
青森のB級グルメ「十和田バラ焼き」を注文。
甘辛い味付けでご飯がすすみました。
食後も雨は弱まる気配もなく、15時前には当日の宿「十和田湖畔温泉 ホテル十和田荘(楽天トラベルでみる)」に。
温泉でくつろいで、翌日は天候も回復しそうなので早めの就寝。
十和田湖
翌朝。台風一過のような晴天に。
十和田湖は、火山噴火でできた二重カルデラ湖。最大深度326.8mは、日本で3番目の深さとか。十和田湖 - Wikipedia
魚は放流されたもので、現在 ヒメマス、ニジマス、イワナなどがいるようです。
高村光太郎作のブロンズ像「乙女の象」
十和田市現代美術館へ
十和田市中心部までは車で1時間ほど。
今回最大の目的地へ。(画像は拡大できます)
十和田市現代美術館、特別展は「春を待ちながら」 |
まずお目見えするのがフラワーホース。カラフルな花で彩られた躍動感のある馬。一度みたら忘れないインパクトのある作品。
「フラワーホース」チェ・ジョンファ |
蹄はバラ!
先ほどの右の建物には、カフェとショップ、休憩スペースが。フロアにはマイケル・リンの作品。こちらは金沢21世紀で壁の展示を思い出します。
「無題」マイケル・リン |
Arts Towada: 通りにもある展示たち
一度外に。十和田市現代美術館の楽しみは、通りにアートが展示されていること。
最初に観たのが、ファットハウス。
「ファットハウス/ファットカー」エルヴィン・ヴルム |
もともと官庁街通りに空き地が見られたことから「Arts Towada」計画として計画されたのだとか。
美術館の開館は2008年4月、人口6.6万人の街にも関わらず、1年半ほどで入場者30万人を超える大成功を収めています。
続いてアート広場。一目で作者がわかる独特な模様のカボチャとキノコ。
「愛はとこしえ十和田でうたう」草間彌生 |
こちらも圧倒的なデカさで目立ってました。
「ゴースト/アンノウン・マス」インゲス・イデー |
そして謎の物体。中ではこちらも映像が。
「ヒプノティック・チャンバー」R&Sie(n) |
美術館側にも。
「アッタ」椿昇 |
十和田市現代美術館の中へ
受付のフロアにもアートが。
「ゾボップ」ジム・ランビー |
常設展示室の中は撮影不可。まず最初に存在感を放っていたのが次の作品。
「スタンディング・ウーマン」ロン・ミュエク |
フラワーホースと並び十和田市現代美術館の2大アートといえる作品。
十和田市現代美術館の屋上から撮影 |
当日は10時過ぎから昼食を挟んで4時間ほどの滞在。
お昼は、受付でオススメの店を教えてもらい「ハピたのかふぇ」を選択。
地元の野菜を使ったお店で「豚のしょうが焼きハピたの風」を。野菜が美味しくコスパ高し。
最後に特別展「春を待ちながら」を観賞して次の目的地へと向かいました。
期待して訪れた十和田市現代美術館。それを大きく上回る建築・アートでした。何より街と一体化した空間がとても心地よく、もし自分が暮らす街にこんな空間があったら素敵だろうなと妄想します。
また機会をつくって訪れたい美術館です。
十和田市現代美術館
所在地 :青森県十和田市西二番町10-9
開館時間:展示スペースなど 9時〜17時(休憩スペース17時半まで)
休館日 :月曜日 (schedule)
サイト :http://towadaartcenter.com
十和田市現代美術館(@ArtsTowada)さん | Twitter
青森の旅は続きます。
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