現状、初代 iPhone開発について、一番詳しく知れる本だと思います。
書籍『ザ・ワン・デバイス iPhoneという軌跡の”生態系”はいかに誕生したか』がダイヤモンド社から出版されています。
この本は、初代 iPhone 開発の裏側を膨大なインタビューで描き話題になった『The One Device: The Secret History of the iPhone』(2017年出版)の翻訳本。
先ほど読みおえたところですが、これまで語られなかった iPhone誕生の裏側が詳細に書かれた一冊です。
既に公式伝記などでも知られているように、iPhone誕生の裏には、当時アップル復活の切っ掛けとなった iPod がいずれ携帯電話に取って代わられるという危機感、新しい入力インターフェイスの開発、ジョブズによる極端な秘密主義と現実歪曲フィールドなどが複雑に絡みあって開発されています。
今年はアップル関連本の当たり年!
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目次
序章 解体
セクション1 天才たちの秘密プロジェクト
他社技術のマルチタッチがiPhoneの原型を生むまで
第1章 電話とコンピュータの合体
第2章 マインフォン~鉱山電話
第3章 iPhoneはキズつかない
第4章 マルチタッチの発明者は誰か?
セクション2 極秘プロジェクト“Q79”の始動
「唯一無二のデバイス」の最初の姿
第5章 薄くて長持ちのバッテリーを求めて
第6章 世界で最も使われているカメラ
第7章 動きを読み取るセンサー
第8章 世界を変えた“豪腕”ARMチップ
第9章 ワイヤレス接続
セクション3 iPhoneの内部へ
スライドしてロック解除
第10章 「ヘイ、シリ」
第10章 「ヘイ、シリ」
第11章 セキュアエンクレーブ
第12章 メイド・イン・チャイナ
第13章 「セル」フォン
第14章 ブラックマーケット
セクション4 ザ・ワン・デバイス
秘密主義と社内政治でめちゃくちゃになったアップルの内情