日経BP社より12月5日(木)発売の書籍『
ジョブズの料理人 』をいただき読了しました。
ジョブズが通った「桂月」の主人
この本は寿司職人・佐久間俊雄氏への取材により書かれています。佐久間氏は東京で修行を積み1985年に「スシヤ(鮨屋)」、1994年に「トシズ・スシヤ」、2004年に会席料理「桂月」を出店した人物です。
この本には1987年頃にジョブズが初めてお店にきたこと、週一でテイクアウトを注文していたこと、その後定期的に通うようになったジョブズのこと、他にも26年にわたってシリコンバレーで寿司・会席を提供してきた経験談などが書かれています。
ジョブズと寿司
ジョブズと寿司といえば、刺身そばや「すし岩」でのトロなども有名です。「ジョブズの料理人」を読むと、ジョブズがどういう料理を好んだのか、どういう待遇を好んだのかが佐久間氏が記憶するエピソードからよく分かります。
桂月で飾られていた日本の版画について語る場面、京都のすし岩や俵屋について話していたこと。iPhone発売日にジョナサン・アイブと訪れ、即席の説明会を行っていたことなどなど。。。
普段のジョブズがどんな人物だったのか。『
ジョブズの料理人 』は10年以上もの期間、ジョブズのお気に入りのお店を営んでいた人物だからこそ語れる貴重な書籍だと思います。
12月5日(木)発売です。是非書店で手にとってみて下さい。
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