先日、日本唯一の大工道具の博物館『竹中大工道具館』に行ってきました。
2014年10月に新神戸駅前に移転オープンした新しい博物館です。
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竹中大工道具館 |
通常、博物館というと展示コーナーに主要コンテンツがあるのですが、竹中大工道具館では建物自体も内装・外装・建築と大工の技術を活かした施設になっています。
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門をくぐったところ |
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自動ドアは名栗仕上げ |
開館30周年記念巡回展「日中韓 棟梁の技と心」
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ロビー階の天井 |
ロビー階の天井は、船底天井。天然の無垢材による木組みが、広くとられた窓と合わさって優しく心地良い空間になっていました。
建物は1階ロビーから、地下1階と地下2階の常設展に。
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ロビー階への階段と中庭 |
常設展には7つのコーナーがあり、歴史、棟梁、道具、名工、木 などについて知ることができます。
名工の中でも特にハイライトされていた千代鶴是秀師。名工のコーナーでは、鑿(のみ)を作る工程を動画でみることができ、思わず見入ってしまいました。
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「伐る」「斫る」「挽く」 |
材木への工程。絵と文字で当時の使い方などの説明。
木そのものの展示。写真は杉、檜、赤松の断面図と実際に触れるカンナくず。他にも同様に7本ほどの木が展示されていました。
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触れる模型も 「四方鎌継」 |
また、中には実際に触れるものも。木組み「京呂継」「腰掛鎌継」「四方鎌継」など。
他にも墨壺や曲尺を使って直線を引いたり、正方形を描いてみるなどのことができました。パズル的な要素があり、小学生くらいの子ども達に人気だったようです。
さらに。土日祝には「ちょこっと木工」という体験プログラムが用意されていて、ちょっとした木工を楽しめるようです。
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茶室 |
ロビーからみえる茶室。通常は非公開ながら、春と秋に特別公開予定とか。都合がつけば是非行ってみたいです。
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以上、『竹中大工道具館』でした。建築や大工道具に興味があるひとはもちろん、新神戸駅を利用する予定がある旅行者にもオススメな博物館でした。
所在地: 神戸市中央区熊内町7-5-1 »
Google マップ
開 館: 9:30〜16:30 (入館は16時まで)
休館日: 月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12月29日〜1月3日)
*以上、公式サイトより。
竹中大工道具館
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