2012年11月21日水曜日

ついに出た紀伊國屋の電子書籍アプリ「Kinoppy for Mac」を試してみた感想など

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紀伊國屋書店の電子書籍サービス「BookWebPlus」の専用ブラウザ「Kinoppy for Macicon」がリリースされました。

待ち侘びたMac版Kinoppy、早速Mac App Storeからインストール。起動して既に持っていた紀伊國屋書店BookWebのアカウントを入力。

BookWebのアカウントを入力

Kinoppy登録端末数は5台まで

が、iPhone・iPad版「Kinoppy」で登録していた上に、Parallels上のWindows版Kinoppyでも登録していたために登録端末数が上限に。現在使っていない端末をせっせと解除します。

Kinoppyは端末5台まで。 個人的に現状でMac2台、iPad3台、iPhone1台を並行して利用しているので5台は少し厳しいですね。普通の人には充分でしょうが、最初に飛びつくヘビーユーザーには7台くらいまで登録できると嬉しいのですが。

登録端末数は5台まで

購入済み書籍をダウンロード

早速購入していた「スティーブ・ジョブズ」をダウンロード。


そして早速 Kinoppy for Mac の嬉しい部分。同時に複数の書籍が開けますiOS端末ではもちろん、Kindle for Macでもできない部分です(ですよね?)。

複数の本を開いて作業をする。紙では当たり前にできることです。手持ちの書籍が少ない現状では必要性が低いと思いますが、将来的には必須の機能だと思います。


実際の機能など

実際にページを開いて、機能を見ていきます。
右上には、検索設定(ページレイアウト・ページめくりエフェクト・その他の装飾)、フォント目次(しおりとマーク)など。


下にはしおり、全体のどのあたりを表示しているか分かる。

「スティーブ・ジョブズ」はiPadのKinoppyで読みながら、大量にマークしてあったのでMacで確認できるのは非常にありがたいですね。

*左はページレイアウトなど。右は目次・しおり・マーク。


また個人的に Kinoppy for Mac 万歳なのが、Retina Mac対応なところ。非常にストレスなく文字が読めます。ちなみに下の画像はMacBook Pro 15" Retinaでフルスクリーン、フォントを最小にしたところ。一応読めます。実用性は低いのですが。



結論:Kinoppy for Macは素晴らしい

ざっくりとKinoppy for Maciconを触ってみました。先日、『Kindleストア』が日本でもオープンしたところですが、ブラウザとしてはKinoppyが素晴らしいので、当面はコンテンツに応じて両方使い分けてみたいと思います。iBooksはせめてMac版が出ないことには。。

ほかにもKinoppy for Maciconでは「ファイルを開く」からPDFファイル、jpegを集めたzipファイルの閲覧も可能でした。非常に使いやすかったのですが、本棚に置いたり、しおりを挟んだりが出来なかったので実用にはもう一歩。とても使いやすいブラウザだけに、こちらの使い勝手があがると標準の電子書籍ブラウザとして非常に魅力的になりそうです。

*訂正(11/21 21:30)*
本棚登録は「ファイルを開く」からファイル選択時に「ライブラリへインポート」のチェックを行うことで可能でした。ご指摘、感謝です。Twitter / Kinoppy_Dev

自炊ファイルやPDFが登録可能

PDFやJPEG閲覧ブラウザとして常用している「cooViewer」を超える物になればいいなと思いした。

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