昨日、発売されたデジカメ『RICOH GR』を購入しました。
フィルム時代の『GR』、コンデジ『GR digital』に続いて、今回一眼レフ並みのAPS-Cセンサーを搭載することになった新GRです。
個人的には GR digital 2(GRD2)に続く2台目のGRです。
今回の記事は、開封から、GRD2との比較、ミラーレス機GX1との比較などを行ってのファーストインプレッションです。
新GR開封とバッテリ、USB充電
まず開封して内容物がこちら。
左から、USBケーブル、GR本体、ハンドストラップ、リチャージャブルバッテリー(DB-65)、GR使用説明書、CD-ROM、その他ちらし類が。
7月15日申込み締切で『GR オリジナル RED リング」の申込みナンバーも入っていました。
バッテリーですが、左のようなUSB電源アダプターにUSBケーブルを繋いで充電します。
USBケーブル経由で充電できるので、下画像のようにモバイルバッテリ(cheero Power Plus 2 10400mAh 大容量モバイルバッテリー)を使って外出先や移動中で充電することが可能です。
cheero Power Plus 2 10400mAh 大容量モバイルバッテリー |
GRD2のバッテリとバッテリチャージャー
新GRのバッテリはDB-65で、GRD2のDB-60は使用不可とのこと。チャージャーは同じ BJ-6 なので共用可。(*GRD3はDB-65でした)
GRD2との比較
GR digital 2 との比較。すでに製品レビューで散々触れられているところなので、ここでは主観タップリに。
まずは本体。フィルム時代のGRとほぼ同じサイズになり、GR digital シリーズより一回り大きく。単純にセンサーが大きくなっているのでサイズアップはしょうがないところ。あとは実際にどう感じるか。
新GRをもっての第一感は、ほとんど違和感なし。でもGRD2と持ち比べるとやはり大きいかなと感じます。GRの良さのひとつにボディやレンズにでっぱりがなく取り回しがよいというものがありますが、そこは継承されています。
重さはGRD2が約200g、新GRが約245g。グリップ形状の違いもあってか、ほとんど実感としての違いはありませんでした。
上部比較。こちらもほぼ同じ。モードダイヤルはGRD2は SCENE, M, A, P, カメラ、MY1, MY2。新GRでは M, TAv, Tv, Av, P, カメラ, MY1, MY2, MY3, ビデオに。
あまり使わないかもですが、動画が直接選べること、TAv(絞りとシャッタースピード固定でISO感度をオート)が加わっています。TAvは使ったことないのですが、暗いところで役立ちそうです。
背面。ここはかなり違います。まず大きく違うのが、AE/AFロックやコンティニュアスAFの切替スイッチとAFボタン。AFボタンは一眼レフ、ミラーレスで被写体をフォーカスするのに必要だったので非常に嬉しいところ。
普段は動きものを撮ることは少ないのですが、いざという時にコンティニュアスAFへ切替簡単なのも非常に安心です。迫ってくる犬・猫、小さいお子さんなどにも便利そうです。
さらに液晶。GRD2の2.7型 23万画素液晶が、新GRでは3.0型 123万画素に。撮影時のピント合わせから撮影後の確認まで圧倒的な情報量の違いで、設定画面などでも重宝します。
ミラーレス機Lumix GX1との比較
メインマシンとして使っているミラーレス機 Lumix GX1 との比較です。
GX1はレンズ交換式カメラなので、当然レンズによってサイズが変わってきます。まずは同じ28mm相当の画角(35mm判換算)となる 14mm F2.5 を付けた状態での比較。
横幅はほぼ同じ。GX1+14mm F2.5もかなりコンパクトなのですが、APS-C単焦点機である新GRはさらに二回りほど小さい印象。
しっかりカメラを構えて撮る場合はGX1くらいあったほうがホールドしやすいのですが、携帯性や取り出しやすさが大きく違います。
特定イベント時にはズームが必要だったり、暗めのレストランで明るく料理を撮りたいこともあるので GX1 と併用予定ですが、普段の持ち歩きには 新GRだけとなりそうです。
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*PLUSYUさんで9万円を切る価格で販売されているようです。(記事投稿時)
*掃除用レンズペンは、ピンクのコンパクトカメラ用をおすすめ。
以上、開封とGRD2, GX1との比較してのインプレッションでした。
まだまだ新GR記事は続きます。
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