WWDC2013が予想通りの日程で発表されました。
この記事ではWWDC2013のロゴから推測してみたいと思います。が、その前に過去のロゴとイベント内容を確認。
昨年のWWDC2012では、iOS6、OS X 10.8 Mountain Lion。そして、なんといっても注目はMacBook Pro Retina。ロゴはRetinaを暗示してたのでしょうか。
ジョブズが最後に基調講演を行った2011。iOS5とOS X 10.7 Lion。注目はiCloudでした。ロゴとの関係性はよくわかりません。
2010年のWWDC。iPhone 4が発表されました。2010年まではWWDCで新型iPhoneが発表されるというパターンでした。注目はiPhoneに採用されたRetina display、FaceTimeでした。こちらもロゴとの関係性はあまりないようです。
このようにアップルがWWDCなどのイベント告知に使うロゴが、そのまま発表内容を指しているということはいえません。
それを踏まえて2013年のロゴ。
何か気付きがあればと試しにちょっとデザインを真似てみます。
上が真似てつくってみたもの。by OmniGraffle |
気になる点は大きく3つ。
まず1つ目。「MMXIII」はローマ数字で2013。WWDCのWWを反射させた形で2000のMMを表示。これは簡単。でもなぜローマ数字か?ローマ数字といえば、時計文字盤、そこから噂された「iWatch」的なものを連想しましたが、これはどうでしょうね。
ローマ数字 - Google 検索 より |
2つ目。フォント。連続して使われていたMyriadではなく、Helveticaを採用。さらに細いウェイトに。フォントが細いのは最近のデザイン界の流れなので理解できなくもないのですが。Helveticaを採用したことに意味があるのかどうか。
意外とMyriadでデザインしても悪くなさそうな気もしたんですが。。
最後にカラー。アプリアイコンを連想させる形で6色ほどが。ピンク、グリーン、ブルー、イエロー、オレンジ、ブルーなど。TwitterやFacebookなどでは、噂になっているiPhone多色展開かという予想を多くみかけました。
でもWWDCで発表されるメインは、開発者向けの次期iOSと次期OS X情報になるはず。次世代iOSのプレビュー版発表と同時に新型 iPhone がリリースされるのはイメージできません。
個人的な希望を含め、Macシリーズの全Retina対応ではないかと。WWDC2012の直後、ティム・クックCEOがMac Proが更新されないことに不満を持つ客に対して、2013年後半に素晴らしいものを発表するとメールに書いています。
» Apple Says New Models, Designs for Mac Pro In Works, Due in 2013 (Update) - Forbes
実際の発売時期は多少遅くなるかもしれませんが、より美しい高精細なディスプレイを持った製品を発表するのではないでしょうか。さらにマイナーチェンジとして Retina 対応した iPad mini がリリースされれば「Appleは唯一全てのマシンで高精細ディスプレイに対応した会社」として締め括りにこのアイコンがいきてくるのではないかと妄想してみました。
さてさて、WWDCまであと1カ月少々。ようやく楽しみに日付が入りました。
» アップルが『WWDC 2013』開催(6/10-14)を発表、チケット発売は日本時間26日午前2時