今回は個人的に最も使用頻度の高い Excel を Intel Mac で使用する場合にスポットを当てて考えてみる。
起動時間
MacFan3月号によると、Excel 2004と2008の起動時間はそれぞれ、25.32秒と16.12秒で、速度的な違いはかなりある。が、起動をたびたびすることもないので、魅力としては乏しい。2回目以降の起動だとそれぞれ、5.52秒と3.85秒。こちらになると更に気にならない程度の差だ。
ファイルを開く時間など
こちらも同じくMacFanによると、ある5MBのファイルを開いた場合に Excel 2004 と Excel 2008 はそれぞれ、2.13秒と2.33秒とこちらは更に差を感じにくい。またアップルスクリプトを用いた動作だと2004の方が速かったという結果も有り、この項目で2008にするメリットはほとんどないようだ。
個人的には・・・
今回は待ち。仕事で貰った Excel ファイルを編集する場合は、レイアウトの関係などから Windows で行うのが精神衛生上良いし、その場合、Excel 2000 for win で十分に間に合っているから。Apple の Numbers がもう少し機能追加(列と行の入れ替え とか セルの分割 とか 他にもいくつかあったと思う) してくれたら更に使い分けが進みそうなので、当面はレイアウト重視=Numbers、実務=Excel for win、機動性=Google Spreadsheet と使い分ける予定。
それ以外のExcelの新機能、WordやPowerPointなど、その他のOfficeアプリについて詳しくは、MacFanで。
*1/30追記 参考コメント
maruta diaryのmarutanmさんよりのコメント
Excel 2008を使っているのですが,これは買わなくて正解だと思います.
すべての動作が緩慢です.
なにか入力をしてから,画面に反映されるまでワンテンポどころではない遅延があり,とてもストレスになります.
ちなみに,これは Intel Mac miniの場合ですが.PPCマシンの場合はさらにひどいようです.
2004に比べて起動時間などが改善されたのは,Rosettaを介していないことによるのではないかと思います.
しかしながら,使用感はRosetta上の2004の方が良いと思います.
関連エントリ: mbp&co: Numbers