電子書籍時代に向けたiPhone/iPad対応の高機能PDFリーダー 『Book+』がリリース。
Book+
カテゴリ: ユーティリティ, 仕事効率化
現在の価格: ¥350 (9/7まで50%オフ)
実は先日より試用させていただいていて、リリースが楽しみだったアプリです。PDF閲覧はもちろん、PDFファイル管理もとても便利なアプリです。開発は『そら案内』などでもご存じのフィードテイラーさんです。
以下、iPadの画面を例に紹介してみます。
読みたい範囲を選択できる『スマートフォーカス』
スマートフォーカスは、選択した範囲を読みやすくする機能です。 段組になっているPDFで読みたい部分をスマートフォーカスすれば、ピンチで微調整しなくても思ったサイズに拡大してくれて非常に便利です。
次の動画をみると一目瞭然です。
*意外とピンチだけでの範囲選択って難しいんですよね
スマートフォーカスでは、ダブルタップしてスワイプした方向でコンテンツ方向を把握しています。さらに縦書き、横書きで拡大率と位置を自動調整しているとのことで、実際に使ってみると非常に気持ちいい機能です。
カラフルなフォルダでファイル管理(ロック付)
PDFを本格的に使い始めると気になるのがファイル管理です。Book+はファイル管理にもいくつか特徴があります。
ファイル管理は、直感的なフォルダ管理。フォルダは6色から選べます。ファイルのソートも、名前、日付、カスタムから選べます。
こちらがフォルダ横の i マークを押した設定画面。
*ロックフォルダの中に更にロックフォルダを置くことも
フォルダはパスワードロック可能で、見られたくないPDFを管理するのにも適しています。さらに左下のディスクからDropboxを外部ストレージとして読み込むことも可能です。(今後、対応サービス拡充予定とのこと)
最大64分割、トリム対応
他にも Book+ の特徴はたくさんあるようです。その中から気になったものを。
次の画像は、iPad ユーザガイド を開いたところです。145頁もありますから、目的のページを探すのに一枚ずつページを繰っていくわけにもいきません。 そこで便利なのが、目次と表示レイアウトです。
次の画像は、右上の情報をタップしたところ。ページ方向、先頭ページ割付、表示領域に続いて、表示レイアウトが選べます。表示レイアウトでは最大64分割が可能。PDFファイル毎の表示レイアウト設定が可能なのが嬉しいところです。
次の画像は、一般的な1ページ表示から、下のスライドバーでページ選択をしている様子。
Book+はユニバーサルアプリなので、当然 iPhone でも利用できます。ちょっとした時に手元にあるPDFが楽に読める iPhone 対応は嬉しいですね。
PDF管理&リーダーとして非常に優秀なBook+
Book+
カテゴリ: ユーティリティ, 仕事効率化
現在の価格: ¥350(9/7まで50%オフ)
以上、Book+ の紹介でした。電子書籍フォーマットEPUBがなかなか浸透しない一方で、使い慣れたフォーマットであるPDFこそ、最高の電子書籍フォーマットであるとフィードテイラーさんは捉えられているようです。確かに一理あります。
» PDFビュワーアプリを開発中です | 関西/大阪のiPhone・iPadアプリ開発 feedtailor Inc. 大石裕一 社長ブログ
実際に世の中にはPDF書類は沢山ありますし、ScanSnapを使った自作などでも PDF形式での保存は一般的です。仕事でもプライベートでもPDF利用されることがあるのなら是非試して欲しいアプリです。