明日10月24日、スティーブ・ジョブズが数十回に渡るインタビューをうけて完成した初めての本『スティーブ・ジョブズ -The Exclusive Biography-』の上巻が発売されます。
インタビューを嫌うことで有名だったジョブズが今回の伝記をつくる理由、それは「子供たちに自分のことを知ってもらいたい」という理由だったからだそうです。
ジョブズは2003年に膵臓ガンを告知され、翌年に摘出手術を行います。 2003年の告知時、長男のReedは12歳。ジョブズの養父 Paul は Jobs12歳の時に亡くなっていて当時の自分と子供がオーバーラップしたのでしょうか。
またアップルの共同創業者で、Apple I, Apple II をほとんど独りで作った もうひとりのスティーブことウォズニアックも伝記を書いています。
今回出版される「スティーブ・ジョブズ」はジョブズが認めた伝記ということで、これまでジョブズが明かさなかった事実を知ることができるだろうと非常に楽しみです。
ただし人が過去を語った場合、美化されていたり勘違いがあることは多く、ライバルや敵対関係にあった人とでは事実認識が非常に違ってきます。逆にそういう部分こそ深淵があって面白い部分だったりするのかもしれません。
これまで読んできた本を参考にしつつ「スティーブ・ジョブズ The Exclusive Biography」を楽しみたいと思います。
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以下、これまで読んだ本を本棚からリスト化してみました。これ以外にもオススメなアップル本、ジョブズ本がありましたら是非 @tobu1 まで教えて下さい。いずれ、これらの本の簡単なまとめも作りたいなとも思ったり。
アップル、ジョブズ関連の本
スティーブ・ジョブズ-偶像復活
レボリューション・イン・ザ・バレー ―開発者が語るMacintosh誕生の舞台裏
アップル 薄氷の500日
アップル・コンフィデンシャル2.5J(上) (下)
アップルデザイン―アップルインダストリアルデザイングループの軌跡
スティーブ・ジョブズの王国 ― アップルはいかにして世界を変えたか?
アップル〈上〉―世界を変えた天才たちの20年 〈下〉
マッキントッシュ物語―僕らを変えたコンピュータ
スティーブ・ジョブズの道
エデンの西―アップル・コンピュータの野望と相剋〈上〉 〈下〉
スティーブ・ジョブズの再臨―世界を求めた男の失脚、挫折、そして復活
スティーブ・ジョブズ―パーソナル・コンピュータを創った男〈上〉 〈下〉
スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン―人々を惹きつける18の法則
スティーブ・ジョブズ 驚異のイノベーション―人生・仕事・世界を変える7つの法則
ジョブズ・ウェイ 世界を変えるリーダーシップ
スティーブ・ジョブズの流儀
ジョブズと関係の深い人物や組織など
アップルを創った怪物―もうひとりの創業者、ウォズニアック自伝
スカリー―世界を動かす経営哲学〈上〉
アラン・ケイ
メイキング・オブ・ピクサー―創造力をつくった人々
取り逃がした未来―世界初のパソコン発明をふいにしたゼロックスの物語
未来をつくった人々―ゼロックス・パロアルト研究所とコンピュータエイジの黎明
ジョブズに関連する洋書など(US Amazonへのリンク)
So Far: The First Ten Years of a Vision
*Appleが10周年記念に作成した本
Whole earth epilog
*Stay hungry, Stay foolish が引用された本
The Bigger Picture: Thirty Years of Portraits
*1982から2004までのジョブズの写真9枚など。Diana Walker
Apple T-Shirts: A Yearbook of History at Apple Computer
その他
The Cult of Mac
スティーブ・ジョブズ 偉大なるクリエイティブ・ディレクターの軌跡
誰のためのデザイン?―認知科学者のデザイン原論
スティーブ・ジョブズ名語録 (PHP文庫)
マッキントッシュ伝説1 マッキントッシュ誕生の真実
林檎の樹の下で ~アップルはいかにして日本に上陸したのか~
もうひとつのMacintosh物語
Portraits of 50 Macintosh People―フォトエッセイ・50人のマッキントッシュ 90年代のパーソナルコンピュータを考えるために
iPodは何を変えたのか?