今年も発売日に新型 iPhone を購入しました。
機種は iPhone 6s 64G スペースグレイです。iPhone 3Gから8年連続の発売日入手、ディスプレイのベゼルは黒、キャリアはSoftBankなど、ほぼ購入形態も変わらずですね。
2007年当時と比べると革新的な新機能は少なくなってきつつある iPhone ですが、その分実用性が高い機能の追加が注目されているのではないでしょうか。
この記事では、一日使ってみた iPhone 6s のファーストインプレッションを箇条書きに。
まず注目の 3D Touch と Taptic Engine
- ロック画面で 3D Touch 対応の新壁紙 Live を試す。画像を押し込むと壁紙が動画になり、押し込みの強さで動画の速度が変わる。スローから逆スローまで細かく加減可能なセンサー解像度に驚く。
- ホーム画面でメールやSafariのアイコンを強押しするとショートカットが表示される。ただし現状は標準アプリのみで大人しい。今後サードパーティー対応と新しい使い方に期待。(*更新:すでに Instagram や Dropbox など対応しているようです。)
Podcast アプリでの長押し |
- Peek & Pop。メールではリスト画面からメールを強押しでプレビュー表示に。そのまま左右上スワイプで未開封、アーカイブなどが可能に。再度強押しでメール表示、離すとリスト画面に戻るといった操作が可能に。
- 3D Touchで感心したのがアプリ切替。iOS 9 初見は改悪だと思った新マルチタスク画面も、画面一番左を強押しでショートカットできるように。iPhone画面の大型化がすすみ、 ホームボタンが遠くなっていたので非常に使いやすくなった。実用的。(右画像)
ただしアイコンはもう少し大きく。。 |
- 最後に。3D Touchと同時採用されたTaptic Engineが地味によい。すでにApple Watchで体験済みもさらに進化を感じるように。アイコン強押しでショートカットするコツッという感触と、ショートカットが用意されてない場合のコツコツッという感じが好印象。
カメラ:Live Photos と 4Kビデオ
- Live Photos。写真撮影と同時に前後動画を3秒ほど保存。その時の雰囲気を撮れるが、発表時に感じたとおり使わなくなりそう。また Live Photos のファイルは IMG_0xx.JPG と IMG_0xx.MOV のようになっている。逆に画像と動画から作成して壁紙として使えると面白いものが出来そう。
- 4Kビデオはこれから。ただビデオ撮影のフォーマット切替が、設定>写真とカメラ、にあり不便。4Kと1080p/60FPS の切替がアプリ内にほしい。
- カメラ起動で音楽再生が止まる。Live Photos オフでも結果は同じ。音楽やPodcastを聴きつつカメラ起動ができないのは残念、改善期待。
Touch IDの改良
- こちらは予想通り地味に効く。毎日何十回も行うことなのでCPUが2倍になるよりも効果的。
その他
- 重さ増。iPhone 5S、6、6s はそれぞれ 112g、129g、143g。最初は感じなかったが、6sをずっと操作していると重さを感じる。3D Touch に Taptic Engine 搭載が大きいと思うが、ある程度の連続操作をする場合はこれまで感じなかった負担を感じそう。
- RAMメモリ2GB。これまた実用に大きな部分。回線以外で iPhone にもたつきを感じる理由のほとんどがメモリ不足だと思われるので嬉しいところ。同時に不意なアプリ終了も減ることが期待できます。
まとめ:iPhone 6s の感想
以上、僅か1日ながら iPhone 6s を使ってみた感想でした。iPhoneは2世代ごとにボディーが一新されるが、マイチェンとなる sシリーズは見た目のインパクトこそ少ないものの毎回満足度が高い製品です。
今回は 3D Touch と Taptic Engine 搭載といった内部的ハードウェアの変更により iPhone のマルチタッチ操作が大きく変化した。そういう意味では iPhone 6s は Retina Display を搭載した iPhone 4 以来の革新を感じる1台になりそうです。
今回は 3D Touch と Taptic Engine 搭載といった内部的ハードウェアの変更により iPhone のマルチタッチ操作が大きく変化した。そういう意味では iPhone 6s は Retina Display を搭載した iPhone 4 以来の革新を感じる1台になりそうです。