2008年12月16日火曜日

Zaurus生産停止と私のPDA履歴書(後編)

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Zaurus生産停止と私のPDA履歴書(前編)の続き。
Zaurusから Windows Mobile や Windowsミニノートを使うようになった後の話です。

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Palm m505
 Palm Vが大ヒットし、そのデザインを継承、カラー液晶化、PalmOS 4.0となって登場したのがm505でした。78×114×13mm、139g。2001年発売。

液晶は160×160ドットと明らかにZaurusなどと比べても劣っていました。ただPalmの優れているところはそういった解像度や多機能さではなくて、実用的な部分でした。アプリケーション・ハードウェアボタンがありスケジュールやTo Doなどを呼び出せ、とても小回りがききました。またグラフィティと呼ばれる文字入力方法が優れていて、誤入力がほとんどなく書き込むことが出来ました。


 さらに専用ドックでのPC連携がとても簡単でした。Palm DesktopというiPhoneにおけるiTunesの役割を果たすアプリもとても使いやすかったですね。
*参考 PalmComputing m505


CLIE PEG-T650C
 SONYが出したPalmOS機、CLIE。320x320のハイレゾ化や音楽再生、カメラなど次々と本家Palmの機能拡張したマシンを出していました。本機は2002年発売、薄型軽量のTシリーズに音楽再生機能が追加されたモデル。71.8×118×12.5ミリ、140グラム。

個人的に最も満足度の高かったPDA。ハイレゾ化で情報量は大幅にアップしたことも大きかったけど、使いやすかったのは本体左のジョグダイアルと付属のバックボタンがあったおかげ。これが兎に角使いやすかった。


 ほとんど クルクルピッ、クルクルピッ の操作で必要な情報にたどり着けてしまう。iPodのホイールも凄いと思うけど 狙ったファイルの選択が難しい。その点、ジョグダイアルはホイール時にもクリック感があって非常に選択しやすかった。いまだに携帯端末では最強のハードウェアUIじゃないかと思ったりします。

あと携帯端末で音楽を聴くようになったのもコレが最初。少ない容量のメモリースティックに好きな音楽を入れ替えて使ってました。のちのち、私がiPodへ興味を持つのが遅れる原因となるのですが。
*参考 Mobile:「CLIE PEG-T650C」ファーストインプレッション


CLIE PEG-TH55
 全面液晶でキーボードなしという理想を叶えたCLIE。グラフィティ部分も液晶にすることで 320x480ドットに。無線LAN、カメラ機能、録音機能なども。またCLIE Organaizerというインターフェイスも採用。73.3×121.5×15.7mm、185g。2004年発売。

すこし分厚く重くなったものの、思い描いていた理想に近かったハードウェアで発売されたCLIE。ジョグダイアルは裏面に。実はこれが今ひとつ。T650Cと比べ厚くなり重くなったことで少し持ちにくくなった上に、裏面ジョグダイアル操作が時間の経過と共にストレスになりました。
最高傑作ともいわれたTH55を発売したあと少ししてSONYはCLIEから撤退することに。PalmがPDAではなくスマートフォン側へ進化することになったことが原因とか。
*参考 ITmediaモバイル:デジタル手帳CLIEの進化形、「TH55」を試す (1/3)


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こうやって振り返るといろいろと使ってきたものだと我ながら思いますね。実は今回書いてないもので ZaurusのVGA機 や CompaqのWindows Mobile機 などもあったのですが、特殊な状況下での利用だったので省きます(笑)

 
 そして iPhoneとなるのですが、もうすでにPDAという範疇ではないですよね。スマートフォンというのさえ、なんか違うような。個人的に iPhoneをビューワー的に使うことがあってもガシガシ入力するようなPDAとしては当面使わないかな。(まあこれもWireless Keyboardが繋がるようになれば別かもですが)

約10年前に買ったPI-8000から大きく進化した携帯端末ですが、次の10年でどこまで進むんでしょうね。楽しみです。

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