決定的チャンスだけを編集なんて面倒なことはせずに確実に動画で残したい。そういう希望に応えてくれる、iPhone用アプリ『Precorder』がAirship Software からリリースされていたのでご紹介。
『Precorder』は録画ボタンを押した瞬間から、最大10秒前まで戻って録画してくれるアプリです。iPhoneを被写体に向けつつ、録画しておきたいと思ったら録画ボタンを押して保存。数秒前から録画してくれるので取り逃しがありません。
初期画面は左画面。下のアイコンは左から、動画アルバム、ヘルプ、録画および録画設定、フラッシュ、カメラ(in/out)となっています。
中央の録画ボタン周りにある歯車部分を回すと、戻って動画記録する時間を0~10秒まで選ぶことが可能です。
録画した動画はメールしたり、Facebookに送ったりすることがアプリ内で可能となり、写真アプリ内で保存されます。
**ちなみにトップ画像などは iTunesからの引用で、他意はありません。**
作成される録画ファイルは?
また実際にPrecorderを5秒設定にして5秒を録画。結果的に作成された約10秒の録画ファイルを確認してみました。録画ファイルは H.264, AACのMOVファイル、360x480の解像度でした。通常だとHD録画が可能なiPhone4で撮っているので画質的には少し落ちてしまいます。
実用となるかどうか
Precorderが実際に使えるか、どうか。これは考え方と用途によります。まず iPhoneで楽しめる程度の動画でよいかどうか。よければ編集無しで済むPrecorderが優れています。例えば20分中のどこか1分を保存したいってときに無駄なところまで録画して、後で編集という手間がいりません。一方、画質を重視する場合はiPhone4だとHD画質で録れるので、ずっと録画状態にしてから後で編集する方が確実ではあると思います。つまり保存したい内容と閲覧する状況で使い分けるのがよさそうです。
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Precorder
350円(発売記念セール)
iPhone 3GS、iPhone 4 および iPod touch (4th generation) 互換 iOS 4.2 以降が必要
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