年も明けて心機一転 Mac を使う前に再点検しておきたい3つのこと。
1. バックアップ:Time Machine
まずは全ての基本バックアップ。Macには Time Machine という優れた純正バックアップ ツールがあります。初期設定のままでも便利なのですが、さらに一手間で使いやすく。そして出来れば Time Machine と別に二重のバックアップを。特に写真!
1-a. オプション設定で不要ファイル/フォルダを除外する
Time Machine環境設定にある「オプション」では、バックアップから除外するファイルやフォルダを設定出来ます。例えばデスクトップにテンポラリのフォルダを作成し、一時的に作ったファイル、また何時でもWebからダウンロードできるファイルなど、敢えてバックアップしないフォルダに設定することでディスク容量と保存時間を節約できます。
1-b. バックアップの間隔を変更する
Time Machineでは1時間ごとのバックアップとなり、間隔を変更できません。Time Machineのバックアップ間隔を変更するには、ターミナルを使う方法や TimeMachineEditor などのサードバーティー製ソフトウェアを使う方法があります。
2. HDDチェック:ディスクユーティリティ
続いてディスクユーティリティ。ディスクの検証、ディスクのアクセス権を修復、などが可能です。
2-a. ディスクを検証
HDDのファイルシステムをチェックします。問題があれば修復をしないといけないのですが、起動ディスクの場合はインストールディスク上のディスクユーティリティから修復する必要があります。普段、アクセス権の修復を行う機会は多いと思いますが、ディスク自体の検証も行っておきましょう。
2-b ディスクのアクセス権を修復
こちらはOSXのアップデート前後以外にも定期的に行うほうが良いでしょう。普通に使っていても結構な数のアクセス権のエラーが表示されることがあります。下のリンクにあるように無視しても構わないメッセージも表示されたりします。
**アップルサポートの参考記事
・ディスクユーティリティのディスクのアクセス権の修復機能について
・Mac OS X 10.5:ディスクユーティリティのアクセス権の修復で無視しても構わないメッセージが表示される
・Mac OS X のアクセス権に関する問題のトラブルシューティング
3. ソフトウェア・アップデートとAirMacユーティリティ
最後にソフトウェアのアップデートをチェックしましょう。但し最新バージョンにバグがある場合も否定できません。リリース直後のアップデートは計画的に。
3-a. ソフトウェア・アップデート
ソフトウェア・アップデートではまず環境設定の確認を。深刻なアップデートが改善されている場合もあるので少なくとも毎週、アップデートの確認を自動的に行うように設定しましょう。また過去にインストールされたソフトウェアもこちらでチェックできます。
さらにソフトウェアによっては、必要性がなくスキップしたいアップデートがあります。その場合は該当アップデートで deleteキーを押すと表示されなくなります。改めて必要になった場合は「アップデートの使用停止を解除」をメニューから選択することで復活します。
3-b. AirMacユーティリティからのファームウェア確認
無線LANに AirMac Extreme や Time Capsule などを使っていたら、AirMac ユーティリティでファームウェアのバージョンも要チェック。
**アップルサポートの参考記事
・Time Capsule、AirMac Extreme、および AirMac Express ベースステーションのファームウェアアップデートについて
・Mac OS X 10.6 Snow Leopard:AirMac 状況メニュー (AirMac Menu Extra) の FAQ
・AirMac Express に関するよくお問い合せいただく質問 (FAQ)
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それでは素敵な Mac Life を!
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