先日のNHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」で取りあげられた、「蕎麦の神様」こと高橋邦弘氏の店「達磨 雪花山房」で11月末にもりそばを食べてきました。
車で1時間半の山奥に
お店は広島市街地から車で1時間半という場所に。
11月末の朝9時前。雪が。 |
雪花山房の駐車場。すでに満杯。ナンバーだけをみると、関東、関西、九州からも。実際に熊本や大阪からきたと言ってる人が。少し下がった第2駐車場的なところに車を止める。
500名様打ち切りの張り紙。名前と人数を書いて順番待ち。雪花山房の営業日は非常に限られています。(営業日の確認はこちら|翁達磨 達磨グループ 雪花山房)
そんなこんなで人気は拍車が掛かり、TV放映直後は本来開店時間前の10:30には500名打ち切りに、開店時間も9時過ぎ頃に前倒しされていました。
当面は人気が続くと思うので、9時頃の到着をオススメします。
こちらは9時すぎ。トイレは店の外に大1、小1で、女性の列が出来ている状態。
店内は食べログ情報によると、テーブル9席とカウンター7席の16席に。ただこの時は座敷にも通されている人がいた様子。
店内へ。中には蕎麦のお土産、本、DVDなども販売されていました。
もりそば、メニューはそれだけ
席に通され注文へ。メニューは1枚700円のもりそばのみ。2度訪問し共に2枚を注文。
さらにアップ。
高橋名人がこだわり抜いた二八蕎麦。先のTVで、全国9カ所から集めた蕎麦の実をブレンドし、舌触りの為に手作業で蕎麦殻を徹底的に取り除いているのが印象的でした。
また材料以外にも、蕎麦の風味を最大限活かすために「延し」「包丁」作業の無駄をそぎ落とし、通常40分の作業を、高橋名人は20分で仕上げるのだとか。
YouTubeにあった高橋名人の延し。生地の厚みは影で分かるとか。
蕎麦の香りを味わいつつ、実食。
麺だけで。山葵を少し付けて。
極限まで無駄を省き、シンプルに素材を活かした蕎麦。蕎麦を食べながらも、「うどんは刺身」といっていた大阪讃岐うどんの名店「はがくれ」を思い出しました。
「洗練されるとシンプルになる」って言葉があったなぁ。
2枚をいただいて、そば湯。こちらもシンプル。行列の日だからか、少し物足りない印象を受けました。
後に待ってる人が数百人いることを考え、普段より少し急いでそば湯を飲み勘定を済ませました。
「達磨 雪花山房」は2014年まで??
関東の店を閉め、広島で「達磨 雪花山房」を開いたのが平成13年6月。水や蕎麦など高橋名人の求める環境を選んでの北広島のお店ながら、2014年一杯で閉める予定なんだとか。
その後は九州に小さなお店を出す計画があるそうです。TVで、残り打てる蕎麦の数を計算しながらやっていくといった話をされているのが印象的でした。
*撮影機材:RICOH GR APS-C ローパスフィルタレス
「達磨 雪花山房」の店舗情報など
住 所:広島県山県郡北広島町長笹636-1
営業時間:11:00 〜 14:00(本来14時までの記名まで対応)
営 業 日:公式サイト参照
公式サイト:翁達磨
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