金沢にある「鮨 小松弥助」で食事をしてきました。
日本を代表する料理のひとつ、鮨。先日のオバマ大統領の会食に「すきやばし次郎」が利用されたことが話題になりました。またオバマ大統領は「銀座久兵衛」の出前をとっていたとも伝わっています。
今回訪れた「小松 弥助」は、その銀座久兵衛の先代をして「日本一の鮨を握る職人」といわしめたり、「東の次郎、西の弥助」と並び称されたりするお店で、一度機会があればと思っていました。
訪れたのは5月。予約を取り11:30からの営業に併せて入店しました。
「小松弥助」威圧感を感じさせない店構え |
店内にはカウンターが10席ほどと4人掛けテーブルが。カウンターの一番奥に座り、一人前を注文。足りなければ追加でどうぞと弥助の主人から。
まず出てきたのが、赤いか。細く切ったものに柑橘と塩と胡麻。旨い。
続いて炙りトロ。シャリは極限まで柔らかく握られています。
甘エビ。緑は柑橘。その場でおろし金で擦り茶筅でぱらり。醤油を付けて。
カウンターに座った人の多くは、弥助の店主 森田一夫さんの一挙手一投足を楽しみつつ。踊るようにリズミカルに体を動かしながら握る姿と高い位置から塩を振る仕草。これらをみているだけでもこの店にくる価値があると思います。
つけ場の写真は事前に了解を得て一枚だけ。 |
四貫目は煮ハマグリ。普段はそんなに好まないのですが、これは抜群に美味しかった。
漬け。料理に合わせてお皿にも変化が。「旨いやろ」と森田さん。旨いです。
バイ貝。コリコリとした食感と口の中でパラパラと崩れるシャリが絶妙。
水なす。ジューシーで、一度口をリセットするようなすっきりとした味わいでした。
器に入った寿司。マグロにとろろに雲丹、下に海苔と酢飯。まあ美味しい。この日一番感動した一皿。
汁。小さいのが。これも優しくしっかりとした味わいでした。
一人前の最後、うなきゅう。熱いくらい。海苔巻きも美味しいと感動。
以上が、予定の一人前。追加はどうされますかと給仕の女性に訊かれます。
常連さんらしき人の注文とつけ場をみつつ、どうしても食べたくなったのがネギトロ巻。
かなり大きめに切られたトロとネギ。これまた上物だろう海苔と合います。満足でした。
11時半の予約も、実際に最初のイカを食べ始めたのが11時55分ごろ。ネギトロ巻を食べたのが12時35分ごろ。次の予定もあってお会計を。
ホテル側入り口。こちらからが入りやすいかも。 |
一人前に1巻追加で7800円。これだけ美味しくて日本一の職人ともいわれる鮨をいただいたと思えば決して高くないと思いました。銀座久兵衛の先代が「日本一の鮨を握る職人」といった鮨、是非一度試してほしいと思います。
余裕をもって予約を。さらに出来れば開店時の予約を。
炙りトロ、煮ハマグリ、ウニとろ丼、うなきゅう、ネギトロ。また行くから待ってろよ。
小松弥助
所在地:石川県金沢市池田町2番丁21-1 » Google Maps
営業時間:11:30-16:00
定休日:水曜・木曜
電話:076-261-6809
金沢でオススメな場所
柳宗理記念デザイン研究所:近江町市場近くの柳宗理プロダクトに触れる無料の施設に行ってきた | トブ iPhone
金沢21世紀美術館:日本を代表する美術館も開館10周年、レアンドロのプールと21美の魅力をたっぷり満喫してきた | トブ iPhone
鈴木大拙館:禅を学び、水鏡の庭で思索する空間建築(金沢市)#THETA | トブ iPhone
金沢海みらい図書館:世界的に評価が高い魅力的な図書館を見学してきた(金沢市) | トブ iPhone
食べ物に関係の記事
ジョブズが人生で最も美味しかったと絶賛した寿司『すし岩』のトロ(京都市下京区) | トブ iPhone
達磨 雪花山房:そば打ちの神さまの「もりそば」(広島・北広島町) | トブ iPhone