2014年5月24日土曜日

四国自動車博物館:往年の名車、オートバイなど魅力的な展示、特にラリーカー好きにオススメ

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四国のいろんなお薦めスポットを紹介するシリーズですが、今回は高知県の高知龍馬空港近くにある四国自動車博物館を。知る人ぞ知る非常に魅力的な展示がされてるので紹介。


まずトップ写真で、建物のガラスからみえているのがこれ。
LEXUS LFA
FERRARI 246GT

ここからチケットを買ってロビーから館内へ。ちなみに訪問は2012年8月末。すでに展示車両が変わっているかもしれません。


ずらりと往年の名車が。

ちなみに、ここ四国自動車博物館はネッツトヨタ南国株式会社による運営。

「スーパーカー」の代名詞、ランボルギーニ・カウンタック LP400(1974年発表)。LPはミッドシップ縦置き(Longitudinale Posteriore )、400は排気量から。今みても斬新なデザインは、マルチェロ・ガンディーニ。ランボルギーニ・カウンタック - Wikipedia

FIATやAlfa Romeoなども多く並んでいます。しかし、個人的なお目当てはここからなのです。


FORD RS200。世界ラリー選手権WRCで最も規制が緩かったグループB時代のラリーカーが展示されています。フォード・RS200 - Wikipedia

ラリー最強の車といえばこれ。グループ4時代、1974年から76年で製造者部門タイトルを獲得したランチア ストラトス。設計はベルトーネ、デザインはカウンタックと同じマルチェロ・ガンディーニ。

極端に短いホイールベース(2180mm)による抜群の回頭性能が特徴。親会社FIATの参加によりワークス活動は76年までと短命でした。


LANCIA RALLY 037
ランチアが1982年新設のグループBに用意したのが「ランチア ラリー037」。デザインはピニンファリーナ。スーパーチャージャー採用も信頼性から2WDを選んだために短命に。MARTINIカラーがかっこいい。

ちなみにホンダNSXの開発で最も参考にされた車だそうです。


LANCIA DELTA S4
席巻する四駆勢に対抗するためにランチアが用意したのが4WDマシン、ランチア デルタS4。スーパーチャージャー+ターボエンジンという化け物。

車重890kg(参考:プリウス 1,350kg)で600馬力と制御できないスピードをもったために、1986年のツール・ド・コルスでヘンリ・トイボネンを失うことになった。
» ランチア・デルタS4 - Wikipedia

トイボネンのS4。。。

当時の映像。今では考えられない車(と観客)の挙動。2分20秒過ぎからどうぞ。


ちなみに以前は日本でもWRC「ラリー・ジャパン」が開催されていました。初回の2004年、十勝で観戦した想い出が。当時はモナコ、モンテカルロ・ラリーを観に行くくらいはまっていました。ラリージャパン - Wikipedia


ほかにもFIAT 131 Rallyなども。ランチアの3台が揃って展示されている
ラリーカーはいかつくてかっこいい。


他にも、F3000 CABIN RACING TEAM やトヨタ 88C、ハコスカも。。



トヨタ スポーツ800やスバル360なども。今ではトヨタ2000GTも展示されているようですね。


バイク好きにも楽しめる博物館
詳しくないので説明は省きますが、バイクも沢山。
展示車両リストはこちら。四国自動車博物館








歴史的な車・バイク、特にラリーカー好きには魅力的な展示だと思います。モータースポーツ好きな人には是非お薦めしたいスポットでした。


繰り返しになりますが、上記訪問は2012年8月。展示車両については公式サイトで確認下さい。


四国自動車博物館
所在地:高知県香南市野市町大谷896
電 話:0887-56-5557
開 館:10:00am ~ 5:00pm  休館日:月曜 (祝日の場合開館)
入館料:おとな:800円、高校以上学生:500、小中学生:300円
サイト:http://www.vistanet.co.jp/museum.htm


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