梅田望夫
文藝春秋 (2008/02/28)
文藝春秋 (2008/02/28)
著者のブログ、インタビュー、本を読んでいる人には、特に新しい考えはないかもしれない。ただそれらを補強するシリコンバレーの成功者の言葉と、実際に著者がシリコンバレーで感じたこと、体験したことが上手くリンクしていて面白い。ただ折角の英文が本の縦横を逆にして読むようになっているのが残念。
あと文藝春秋|梅田望夫著「ウェブ時代 5つの定理」。こういう試みは大胆!是非他でも参考にして欲しい。
気になった言葉を抜粋
if frustration is greater than reward
and greed is greater than fear of failure
and a new technology/product is possible then
begin
end;──Gordon Bell (P16)
exit(job);
get(tools to write business plan);
write(business plan);
get(venture capital);
start(new company);
…
世界がどう発展するかを観察できる職につきなさい。
そうすれば、「ネクスト・ビッグ・シング」が来たときに、
それを確認できる位置にいられるはずだ。── ロジャー・マクナミー(P42)
ネットが負けるほうに賭けるのは愚かだ。なぜならそれは、
人間の創意工夫と創造性の敗北に賭けることだから。── エリック・シュミット(P139)
「ニューノーマル」時代における成功とは、タイムマネジメントに尽きる。この時代における通貨は、時間なのである。── ロジャー・マクナミー (P201)
産経新聞一面連載が完結、ぜんぶまとめてウェブで読めます。 - My Life Between Silicon Valley and Japan
関連するURL
・ジョブズの卒業式スピーチを字幕で
・梅田さんの新刊はジョブズの言葉で一杯だ
・「ウェブ時代をゆく」を読んで
取り上げられていた書籍
・僕の起業は亡命から始まった!―アンドリュー・グローブ半生の自伝―
・インテル戦略転換・・梅田さんが指針となる本を一冊だけ選べと言われたらと紹介
・ハッカーと画家 コンピュータ時代の創造者たち
・iPodは何を変えたのか?