作家 村上龍が芥川賞を当時最年少受賞したデビュー作『限りなく透明に近いブルー』がiPhone/iPad対応のユニバーサルアプリとしてリリースされています。
それも電子書籍化だけではなく、当時の手書き原稿の全ページをスキャンして収録。村上龍フリークには大きな特典となりそうです。
以下、iTunes Store詳細より抜粋。
村上龍の電子書籍 第二弾が遂に登場!『作家 村上龍』の原点が35年の時を経て甦る。
1976年、24歳にして芥川賞、群像新人賞を受賞した村上龍のデビュー作「限りなく透明に近いブルー」。
基 地の街、福生(ふっさ)で暮らす若い男女の荒廃していく日々を描いた本作品は、その衝撃的な内容と斬新な表現方法によって、当時の文芸界に大きな衝撃を与 えた。海外でも多数翻訳され、発売から35年経った今でも色褪せることなく、多くの若者に読まれてきた本作品が遂に電子書籍となって登場。
また話題作となった本作の情報は、限りなく透明に近いブルー - Wikipedia に詳しく紹介されています。
他にも当時のポートレート写真16点を収録という、電子書籍としても面白いアプローチのアプリとなっています。前作『歌うクジラ』は音楽付き。こういう新しい試みには拍手です。
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