2013年12月25日水曜日

陸上自衛隊善通寺駐屯地の資料館「乃木館」にいってきた(香川県善通寺市)

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今年は美術館・博物館に行きまくるぞ、と息巻いてたトブ(@tobu1)です。

今年1月頃、香川県善通寺市の陸上自衛隊駐屯地にある、乃木希典将軍の名を冠した資料館「乃木館」を見学しました。


電話予約して訪問、戦車・ヘリを見学
まず乃木館に電話で見学したい旨を連絡。駐屯地の守衛さんに目的を告げ、訪問。予定時間の少し前だったので敷地内の戦車・ヘリコプターを見学。

74式戦車:横の階段を上がって見学可



いざ、乃木館へ

旧陸軍第11師団司令部。そう思うと迫力を感じます。

乃木将軍は、明治31年10月1日から明治34年5月22日まで師団長として赴任。


ここからは自衛隊の方による案内付きで。 一人で行ったのですが、1時間くらい掛けて丁寧に説明して戴きました。

執務室。

贅沢を極力嫌った乃木師団長が、唯一天井にあしらった菊の装飾。

2脚の椅子。手前が初代・乃木師団長から第5代土屋師団長まで。奥が第6代伊地知師団長から第25代大野師団長まで使用されたとか。クッションや肘掛け部分から、当時の様子が偲ばれます。

乃木将軍の逸話など。

当時の資料など。小説「坂の上の雲」あたりを読んだ直後だともっと理解が深まったのかもと思ったり。

天皇からの勲一等旭日大綬章を授与する勲記。

勲一等旭日大綬章。

太平洋戦争開戦時の新聞。

そして終戦時の新聞。


特別攻撃隊隊員の読んだ辞世の句。

最後に親に当てた手紙と遺髪。

髪は許嫁の女性がお守りに送ったものだったが、遺言と一緒に「私の事は忘れてください」と送り返されたとか。そしてその女性は誰にも嫁がなかったとあります。


最後は海軍に関する部屋。

旗は海軍の開戦時に使われる Z旗。

以上、乃木館でした。歴史的な建築と記念品。沢山の一次資料に触れること、当時の様子を伺い知れる貴重な資料館でした。


乃木館(陸上自衛隊善通寺駐屯地資料館)
見学時間:9:00〜12:00、13:00〜16:00
定休日:水曜日、年末年始
料 金:無料
サイト:nogisan

問合わせ: 善通寺駐屯地広報班 0877-62-2311(内線301)
住所:善通寺市南町2-1-1四国管区警察学校西側
(*いずれも記事執筆時)


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