まず注目すべき点として『Greater China』という地域が新しく追加され、以前の『Asia-Pacific』が『Rest of Asia Pasific(残りのアジア太平洋地域)』と変更されたようです。
地域別の利益割合
FY2012 Regional Revenue Mix |
上図は2012の地域別収益。
ちなみにPosts At Eventide: Where Apple Makes Its Moneyによると、日本の2011年(下図)は5.02%なので1.84%増。日本での伸びがよく分かります。
一方でアジアパシフィックは20.87%。2012年は14.40+6.86なので21.26%となります。また、すでに中国に大きく離されているのが印象的でした。
Apple's Percent of Revenue By Region - FY2011 |
地域別利益の伸び率と金額
続いて地域別利益の伸び率と金額です。嬉しいことに、日本がほぼ対前年100%の伸びを示しています。これは最も注目されているだろう中国をも越えています。
このあたりはiOS、とくにiPadの法人導入が進んだことが大きな要因だと推測するのですがどうでしょうか。
この伸び率が数年続くと仮定すると(個人的にはもう2, 3年は iPad導入で期待できると思ってますが)、日本への投資、つまりApple Store実店舗の追加なども検討されるのではないかと期待します。
ちなみに上図は2011年。なんと日本は対前年50%程度しか伸びておらず(いや一般的には凄いことですが)、つまり、最も世界的にアップル製品が伸びてない地域と考えられていたわけです。
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日本で最後にアップルストアがオープンしたのは札幌の2006年6月。既に6年半以上前です。2012年の結果から、日本にApple Store実店舗が新設されることを期待します。
スティーブ・ジョブズ、58回目生誕記念日をお祝いしつつ。
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