2015年1月24日土曜日

世界一と絶賛されたホテルオークラのフレンチトーストを食べてきた(予約、レシピ、テイクアウト)

このエントリーをはてなブックマークに追加  


French Toast best in the world at Hotel Okura Tokyo

ホテルオークラ東京で、とある外国の元首が「世界一」と絶賛したというフレンチトーストを食べてきました。

Hotel Okura Tokyo - Lobby
当日はお昼過ぎ、ティータイム前に到着。


1962開業以来、世界のセレブリティに愛されてきたホテルオークラの本館が2015年9月から建て替えされることが話題になっています。

Casa BRUTUS 1月号 表紙にはオークラのロビー、記事中にも保存を求める海外の著名人の談話が掲載されていました。



まず改築前のホテルオークラ見学に
Hotel-Okura-Tokyo
5階ロビー正面
Lobby-Hotel-Okura-Tokyo
5階メインロビー
Main-Robby-Hotel-Okura-Tokyo
5階ロビーを6階より

天井からの「オークラ ランターン」が特徴的。雪見障子の上にある六角形の文様、また梅の花をイメージしたテーブルと5脚の倚子など、伝統的な日本の美。

テーブルと倚子が適度な距離に配置されていたり、一段下がったフロアにあることで、非常にゆったりした空間になっていました。


オーキッドルームのフレンチトースト
Hotel Okura Tokyo - Orchid Room
当日は、インターネットで予約をとっての訪問。オーキッドルームの営業時間は次のとおり。予約はこちらから。オーキッドルーム (欧風料理) - 予約トップページ
朝 7:00~10:00
昼 11:45~14:30(平日)、 11:30~14:00(土・日・祝日)
ティータイム 14:30~17:00
夜 17:30~21:30

人気のフレンチトーストは数に限りがあるとのことで、あらかじめ予約することができます。


予約時間になり、席へ。
Orchid-room-Hotel-Okura-Tokyo
オーキッドルーム設計もロビーと同じく谷口吉郎
席に着いて15分ほど。。。

French Toast at at Hotel Okura
注文したのは「フレンチトーストセット」。
内容はフレンチトースト1ピースと、フレッシュフルーツとプルーン添え、飲み物は珈琲を。

さらにアップで、BOOM!
French Toast at at Hotel Okura
見るからに、これまで食べたフレンチトーストと全く違う。

片面約12時間ずつ、丸一日じっくりとパンを浸け込み、注文から低温のオーブンで15分、焼き色が付くことで形を保ち、独特の食感を味わえるのだとか。

French Toast at at Hotel Okura
とても柔らかくてフワフワ。まずそのままで。口の中ですぐに溶けていきます。あとはバターで、メイプルシロップで。これは旨すぎる。特にメイプルシロップとの組み合わせは絶品。あっという間に完食してしまいました。

「フレンチトーストセット」会計はサービス料10%などを含めて ¥3,806円でした。



ちなみにフレンチトーストのテイクアウトも出来るのだとか。本館・別館1階にあるそれぞれのシェフズガーデンで11:30から1日限定10個で購入できるようです。



ホテルオークラ特製 フレンチトーストの作り方
recipe French Toast at at Hotel Okura
オークラ公式サイトにはレシピも掲載されています。

まず材料。(4人前)
・卵 6個、牛乳 370cc、砂糖62g、バニラエッセンス 少々
・食パン(厚切り 約4cm)、バター 少々、サラダオイル 少々
作り方。
  1. 卵、牛乳、砂糖、バニラエッセンスを混ぜ合わせたものに、食パンを両面丸一日ひたす。(片面約12時間)
  2. 熱しすぎないフライパンにバター少々、サラダオイル少々入れ、1.を両面、弱火で蓋をし、約15分じっくり焼く。
  3. お好みでメープルシロップ、またはジャムを添えてできあがり。
  • 【シェフのワンポイントアドバイス】
  • たっぷりめの卵、牛乳のつけ汁にじっくりひたす。弱火でじっくり時間をかけて、中身をふくらませるように焼く。
これは一度試してみる価値はありそう。

 


*     *     *

以上、ホテルオークラ東京のフレンチトーストでした。

2015年9月には本館建て替え、別館のみでの営業となります。国内のみならず海外の文化人にも愛され、ホテルとしても高い評価を誇っていたホテルオークラ東京を知るいい機会となりました。

Lobby at Hotel Okura

故ジョブズが東京の定宿としてホテルオークラを利用していたとされ、公式伝記「スティーブ・ジョブズ」には、次の様にも書かれています。
ジョブズはリサを連れて東京へ行き、機能美にあふれたホテルオークラに泊まったことがある。エレガントな寿司店で、ジョブズは穴子を頼んだ。

オークラの寿司といえば、久兵衛ですね。こちらもかなりの贅沢。次は9月までにカウンター一番奥の席で穴子を食べてみたいなぁと思ったり。
» 寿司 久兵衛|東京のレストランならホテルオークラ東

その時はまた別の記事で。



食に関連する記事
小松弥助:銀座久兵衛の先代が「日本一の鮨を握る職人」といった店で食べてきた(金沢市) | トブ iPhone

達磨 雪花山房:そば打ちの神さまの「もりそば」(広島・北広島町) | トブ iPhone

ジョブズが人生で最も美味しかったと絶賛した寿司『すし岩』のトロ(京都市下京区) | トブ iPhone


建築に関連する記事
[谷口吉郎・谷口吉生]展で谷口吉生氏本人による展示解説を聴いてきた(金沢市民芸術村) | トブ iPhone



過去の記事一覧