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2019年7月27日土曜日

初代 iPhone 開発を詳細に描いた本『ザ・ワン・デバイス』を読んだ

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現状、初代 iPhone開発について、一番詳しく知れる本だと思います。

書籍『ザ・ワン・デバイス  iPhoneという軌跡の”生態系”はいかに誕生したか』がダイヤモンド社から出版されています。

この本は、初代 iPhone 開発の裏側を膨大なインタビューで描き話題になった『The One Device: The Secret History of the iPhone』(2017年出版)の翻訳本。


先ほど読みおえたところですが、これまで語られなかった iPhone誕生の裏側が詳細に書かれた一冊です。

既に公式伝記などでも知られているように、iPhone誕生の裏には、当時アップル復活の切っ掛けとなった iPod がいずれ携帯電話に取って代わられるという危機感、新しい入力インターフェイスの開発、ジョブズによる極端な秘密主義と現実歪曲フィールドなどが複雑に絡みあって開発されています。


今年はアップル関連本の当たり年!

アマゾンで詳細をみる 👉『ザ・ワン・デバイス

    


目次
序章 解体
セクション1 天才たちの秘密プロジェクト
    他社技術のマルチタッチがiPhoneの原型を生むまで
第1章 電話とコンピュータの合体
第2章 マインフォン~鉱山電話
第3章 iPhoneはキズつかない
第4章 マルチタッチの発明者は誰か?

セクション2 極秘プロジェクト“Q79”の始動
    「唯一無二のデバイス」の最初の姿
第5章 薄くて長持ちのバッテリーを求めて
第6章 世界で最も使われているカメラ
第7章 動きを読み取るセンサー
第8章 世界を変えた“豪腕”ARMチップ
第9章 ワイヤレス接続

セクション3 iPhoneの内部へ
    スライドしてロック解除
10章 「ヘイ、シリ」
11章 セキュアエンクレーブ
12章 メイド・イン・チャイナ
13章 「セル」フォン
14章 ブラックマーケット

セクション4 ザ・ワン・デバイス
    秘密主義と社内政治でめちゃくちゃになったアップルの内情

2019年2月16日土曜日

ジョブズがピクサーをどうやって成功に導いたかを元CFOが語った本『PIXAR 世界一のアニメーション企業の今まで語られなかったお金の話』




アップルを追放されたスティーブ・ジョブズとともに、スタートアップを大きく育てた真実の物語! 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
アマゾンベストブック of 2016 (ビジネス&リーダーシップ部門)
フォーチュンが選ぶフェイブリットブックof 2016
世界12か国以上で話題沸騰!
(以上、amazonの内容紹介より抜粋)

ピクサー社の内情を、元CFO兼社長室メンバーが描いた書籍『PIXAR 世界一のアニメーション企業の今まで語られなかったお金の話』が3月15日に文響社より出版されるようです。

帯にもあるように、Pixarの躍進そしてディズニーへの売却、そこに大きく関与するスティーブ・ジョブズの言動などが非常に興味深い一冊です。

著者は、元CFOという売却劇の内情を語るのに最適なひとり。原著は「アマゾンベストブック of 2016 (ビジネス &リーダーシップ部門)」「フォーチュンが選ぶフェイブリットブックof 2016」にも選ばれています。

Amazonのサイトにはプロローグが紹介されています。(以下、一部抜粋)
プロローグ「スティーブ、散歩に行きませんか?」電話でこう尋ねた。2005年秋のことだ。過去10年間、数えきれないほどの回数尋ねたし、尋ねられた問いだ。だが、今回は状況が違う。つい先日50歳になったスティーブ・ジョブズは、がんとその手術で大変な時期にある。だからしばらく、話も散歩もなるべく遠慮していた。スティーブは、アップルで手一杯になっていた。1年間で新製品のiPodシャッフルとiPodナノを発売するなどiPodを全面的に刷新し、音楽の新しい聞き方を世の中に広めていたのだ。だが今日だけは別だ。しなければならない話があるからだ。私は、ピクサーで最高財務責任者および社長室メンバーとして仕事をしたあと、取締役となっていた。この件はしばらく前から温めていたもので、そろそろ潮時だと考えたのだ。スティーブも最近は少し調子がいいようだし、これ以上のタイミングはなさそうだ。「もちろん」︱即答だ。「来てくれ。待ってるよ」

プロローグの続きは Amazon のサイトへ。
非常に楽しみな一冊です。

    


ピクサー本の記事
Pixar の本「メイキング・オブ・ピクサー 想像力をつくった人々」 | トブ iPhone
あとがき「私の知っているスティーブ」が気になるピクサー創業社長による本『ピクサー流 創造する力』(ダイヤモンド社、10/3) | トブ iPhone


2016年3月5日土曜日

初代 iPod 発表イベントで配られたCD20枚の楽曲を集めてみた




先日の初代 iPod 発表イベントで配られたCD20枚についての記事の続きです。

» 初代 iPod 発表イベントで配られたCD20枚の全タイトル(ジョブズが愛した音楽)

以下、そのリスト。 (*リンク先は Amazon)
  1. Yo-Yo Ma - CLASSIC YO-YO
  2. Böhm, Karl - Mozart:Symphonies Nos.35-41
  3. Gould, Glenn - Goldberg Variations(1981)
  4. Simon and Garfunkel - Bridge Over Troubled Water
  5. Simon and Garfunkel - Bookends
  6. Bob Dylan - Live, 1966: The "Royal Albert Hall Concert"
  7. Beatles - Hard Day's Night
  8. Beatles - Abbey Road
  9. B. B. King - Live in Cook County Jail
  10. Ella Fitzgerald - The Cole Porter Songbook, Vol 1
  11. Miles Davis - Kind of Blue
  12. The Dave Brubeck Quartet - Time Out
  13. Alanis Morissette - Jagged Little Pill
  14. Sarah Mclachlan - Surfacing
  15. Nirvana - Nevermind
  16. Bob Markey - Legend
  17. Faith Hill - Breath
  18. Dave Matthews Band - Crash
  19. Moby - Play
  20. Soundtrack - O Brother, Where Art Thou?

リスト判明したら、次は当然。。。

CD20枚の楽曲を集めてみた
集めますよね。

もともと持っていたCDが9枚。あとは Amazon を始め、iTunes や CDレンタルでコンプリート。いや〜、ネットで購入できると簡単。

掛かった金額 約1万円。得られた満足度 プライスレス。。


プレイリスト「Songs for The Original iPod」を作ってみる
集めたら、これまた当然プレイリスト作成です。

一部CDの版の違いからボーナス曲などが違う可能性もありますが、289曲、19時間6分のプレイリストができました。

Playlist "Songs for The Original iPod" − 18 Artist, 20 Albums, 289 Songs, 19h6m

満足。。。


そして、最後の仕上げです。。。。








BOOM!!

The Original iPod (M8513J/A)
2001年発売の初代 iPod で、アップルが当時最善と思って選んだ楽曲を聴くことができるようになりました。

めでたし、めでたし。

おしまい。



ご感想などはこちらに。


明日(3/6)のAUGM神戸に持参予定です。

元記事もどうぞ。
初代 iPod 発表イベントで配られたCD20枚の全タイトル(ジョブズが愛した音楽)



iTunes でクラシック音楽を管理・選曲するための4つの工夫 | トブ iPhone






2016年2月28日日曜日

初代 iPod 発表イベントで配られたCD20枚の全タイトル(ジョブズが愛した音楽)




アップル史で欠かすことができない製品 iPod。その発表イベント当日、プレス向けに配られたCD20枚。その内容がようやく判明しました!



初代 iPod 発表時のCD20枚とは
初代 iPodの発表は2001年10月23日。イベントはプレスだけを招待し、発表後に iPod と同時に音楽CD20枚を配布しています。すぐ使えるよう iPod に同期した楽曲が不正コピーにならないようにという配慮からです。

当時、記事にあった写真

と、ここまでは ITジャーナリスト林信行氏の記事でも知られていたこと。しかしながらアップルやiPodに詳しい書籍、また幾つか判明していたCDタイトルなどのキーワードから国内外のサイトで検索しても見当たらず。

プレスに新製品を試してもらうコンテンツとしてのCD、ジョブズがこだわらないはずがありません。

個人的に何年も気になっていたところです。

iPodが表示する情報は「自分はどういう人間か」だけでなく、端的に「自分は誰なのか」も示しているのだ。(書籍「iPodは何を変えたのか?」より)




ついに初代 iPod 発表時のCD20枚が判明
初代 iPod 発表会で配られた20枚のCDを求めて、以前、林信行さんに聞いたところ自宅にあるはずとの答え。そして今回、iPod発表から15年目を迎える2016年、ついに判明したのでした。


うん。見事ないけずです。そして15分後、送られてきました。Boom!



これが初代 iPod 発表会で同期された厳選CD20枚だ
以下、簡単なCDの説明と私が知るスティーブ・ジョブズとの関わりを簡単に記載しました。



YO-YO Ma - CLASSIC YO-YO
チェロ奏者ヨーヨー・マのコンピレーションアルバム。ジョブズとは1981年から親交があり、生前に葬儀での演奏を依頼され、実際にスタンフォード大学記念教会での追悼式でバッハの無伴奏チェロを演奏している。
» iTunesで曲「Bach: Cello Suite No. 1 - Prélude」を試聴する



Karl Böhm - Mozart:Symphonies Nos.35-41
カール・ベーム指揮ベルリンフィルによるモーツァルト後期交響曲集。
» iTunesで曲を試聴する



Glenn Gould - Goldberg Variations
ピアニスト グレン・グールドによるバッハのゴルドベルク変奏曲。亡くなる前年に録音、奇しくも大絶賛されたデビューアルバムと同一楽曲。公認伝記ではクラシックの中ではバッハが好きなんだ、とジョブズ。晩年、1956年の演奏がずっと好きだったが、今は1981年の良さが分かると語っている。
» iTunesで曲を試聴する



Simon and Garfunkel - 明日に架ける橋 , Bookends
サイモン・アンド・ガーファンクル、1968年発表「ブックエンド」と1970年発表「明日に掛ける橋」。ジョブズの iPod に彼らの曲が含まれていたと公式伝記にある。
» iTunesで代表曲「A Hazy Shade of Winter」を試聴する
» iTunesで代表曲「El Condor Pasa / If I Coud」を試聴する


Bob Dylan - The Bootleg Series, Vol. 4: Bob Dylan Live, 1966: The "Royal Albert Hall Concert"
1966年のライヴ収録。ディランがロックに転向することに苛立つファンの野次とディランの応酬。ジョブズはディランの信奉者で、若い頃に65年と66年ツアーのコンサート・ブートレグは全部そろえていた。後にディランのライブ前に会って、初めて口がきけないという経験をしたとも。
» Bob Dylan - like a rolling stone (Live) - YouTube



The Beatles - A Hard Day's Night, Abbey Road
ジョブズがボブ・ディランと共に愛してやまなかったのがビートルズ。特に4人がバランスよく補い合って素晴らしいものを作り出す事を最高のチームプレイとみていた。アップル・レコードとの問題も最終的に和解し、iTunesでの楽曲配信を行った。
» iTunesでアルバム「A Hard Day's Night」を試聴する
» iTunesでアルバム「Abbey Road」を試聴する



B. B. King - Live in Cook County Jail
ブルース・ギタリスト。1970年、シカゴ・クック群刑務所でのライヴ。
» iTunesでアルバムを試聴する



Ella Fitzgerald - The Cole Porter Songbook, Vol 1
女性ジャズ・ボーカリスト、エラ・フィッツジェラルドによるコール・ポーター作曲の第1集。
» iTunesでアルバムを試聴する



Miles Davis - Kind of Blue
ジャズトランペット奏者マイルス・デイヴィスによるモード・ジャズ奏法時代の一枚。
» iTunesで代表曲「So What」を試聴する



The Dave Brubeck Quartet - Time Out
デイブ・ブルーベックの名曲「Take Five」は、iPod 製品紹介動画の冒頭にも使用された。
» iTunesで代表曲「Take Five」を試聴する



アラニス・モリセット - Jagged Little Pill
1995年発売の世界デビューアルバム。
» iTunesで代表曲「You Oughta Know」を試聴する



サラ・マクラクラン - Surfacing
1997年発売の4thアルバム。
» iTunesで代表曲「Angel」を試聴する



ニルヴァーナ - Nevermind
1991年発表の2ndアルバム。
» iTunesで代表曲「Smells Like Teen Spirit」を試聴する



ボブ・マーリー - Legend
レゲエ・ミュージック。1984年のベスト・アルバム。
» iTunesで代表曲「No Woman, No Cry」を試聴する



フェイス・ヒル - Breathe
1999年発表の4thアルバム。
» iTunesで代表曲「Breathe」を試聴する



Dave Matthews Band - Crash
1996年発表のメジャーデビュー2作目。
» iTunesで代表曲「Crush Into Me」を試聴する



Moby - Play
モービー、1999年発表の5thアルバム。iPodの製品紹介動画にも登場している。
» iTunesで Moby を試聴する


最後に。

O Brother, Where Art Thou? (Soundtrack)
2000年全米公開の映画「オー・ブラザー!」のサントラ。グラミー賞最優秀アルバム賞。オー・ブラザー! - Wikipedia
(*CDリスト写真には19枚しか写っておらず、林信行氏の記事から)
» Amazonで試聴する


20CDの感想とiPod動画など
以上、初代 iPod 発表時に配られたCD20枚でした。

クラシック、ジャズ、ロック、そしてサントラなど幅広いジャンルからのセレクトで新しい音楽プレーヤーのコンテンツとして納得。

一方、ジョブズのセレクトの影響も大きく感じます。逆にニルヴァーナやフェイス・ヒル、Moby、サントラあたりはジョブズのセレクトではなさそう。



iPodの商品案内となる動画でのプロモーションなどの影響も見逃せないところです。最初の iPod CM も秀逸でした。



その後も iPod CMで使われた楽曲は一躍ヒットソングに。


最後に。iPod発表イベント動画も。今となっては当たり前のデジタル・メディア・プレーヤーですが、当時いかに革新的だったのかが分かります。




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