2009年1月28日水曜日

iPhoto '09の顔認識機能「人々」その驚異の認識率に驚く

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Mac Box Setを買って iLife '09をインストールした の続きです。
さっそく iLife '09 の個人的な目玉機能 iPhoto '09の「人々 (以下、Faces)」機能を試してみましょう。


Faces準備
まず iPhoto を立ち上げると、フォトライブラリをアップグレードする必要があるとのダイアログが。こちらは私のライブラリではあっという間でした。

でも実はここからが本番。Facesを使うために、バックグラウンドでライブラリの写真を全てスキャンし始めます。私の場合、約6200枚の写真で130分ほどと表示。実際には110分程で終了しました。

ちなみに「隠す」設定をしている写真までスキャンします。結構「隠す」機能を使ってたので選択可能だと良かった感じです。*危険な写真を隠してたつもりの人はご注意下さい。


娘の写真で試す
まずライブラリで最も多い娘の写真で試してみます。「名前を付ける」で名前を付けると、(誰々)は下の写真にも写っているようですと、434枚の写真が候補としてあがる。そのうち41枚が間違い。これだと90%ほどの正答率ということに。

ただこれは娘が3歳で、0〜3歳までのかなり顔立ちが変化している写真が多く、それも近所の赤ちゃん集合写真なども含んでおり、かなり難易度の高い状況での90%で実際には驚くべきものでした。

その候補写真群から、それぞれ写真をクリックする度に、(誰々)、(誰々)ではない、と選択していきます。大量の写真を選択する場合は、マウスで一度に選択するのが手っ取り早そうです。で、違う写真のみ再度クリックし除外という感じで。


妻の写真で試す
次に妻の写真を設定。すると86枚が候補に挙がるが全て正解。おお凄い。2次候補では 122枚、これまた全部正解。さらに3次候補では208枚、今度は間違いが5枚という結果。

これはどう考えればいいんでしょう。やはり1次、2次、3次となるにつれて やはり同定しづらい写真からの選択を行っているのでしょう。それにしても凄い正答率だと思います。



さらに次回はペット愛好家のキラーアプリになる? ネコ認識、その他を試してみたいと思います。


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