9/13、某アフロなアイコンの人が あなたが影響を受けたiPhoneアプリ #5app - #RyoAnnaBlog という記事を書いていました。
「相変わらず洒落たことすんなぁ」とは思うものの、自分にとっての「5つのアプリ」なんて、思い入れがあるアプリが多すぎて選べないって考えてました。いろんな人が #5app を紹介するのを読みつつ、まとめ記事がはてブを集めた頃、某真っ赤な背景のアイコンの人から「#5app 書いてよ」的なことを彼らしい遠回しな洒落た言葉選びで mention もらいました。
そこでもう一度、多少真剣に考えてみました。iPhone で最も影響を受けた、かどうかは別として、感動した、こんなことが出来るんだ!と強く思ったアプリが次の5つです。
トブが選んだ #5app
Map標準アプリ
iPhone/iPadの両方に対応
滑らかに動く Google Map が入ってて GPS で現在地表示。検索でお店の名前はもちろん、「コンビニ」とかのジャンルでもズバズバッとピンが立つ。ピンをタップすれば住所やWebサイトが表示される。さらに電話番号をタップすれば直接電話まで。
「そんなの普通でしょ」って今では思うこと。でも1997年1月、iPhone 発表時に最も感動した機能でした。
iPhone 3G発売直後の記事: iPhoneのある一日(うなぎ編)
Midomi SoundHound ∞
カテゴリ: ミュージック, エンターテインメント
現在の価格: ¥600
iPhone/iPadの両方に対応
ラジオから流れてくる音楽やコンビニで出会った曲、そんな気になる曲を教えてくれるアプリ。検索結果も曲名だけでなく、YouTubeや歌詞検索まで手助けしてくれる至れり尽くせりなのも凄い。久しぶりに試してみましたが結構日本の曲もHITするようになってるようですね。マイクで拾った音で検索、こんなことが出来るとは思いもしなかったアプリでした。
NatsuLion for iPhone
カテゴリ: ソーシャルネットワーキング
現在の価格: 無料
twitter が一般にブレイクしたのは間違いなく iPhone が一役買っています。そして日本人に快適な iPhone用Twitterクライアントの先駆けがこの「Natsu Lion」でした。確か当時は「Natsu Liphone」でしたっけ? デザインとUIの両立が素晴らしく使って気持ちいいアプリでしたね。
Star Walk - 5つ星の天体観測ガイド
カテゴリ: 教育, エンターテインメント
現在の価格: ¥250
星空にかざせば、星座がみえる。雨の日でも夜じゃなくても部屋の中でも星空を眺められる。iPhoneで最初にバーチャルリアリティーを感じた大作アプリだったのかも。さらには南半球からみた星空、100年後の星空も。その他にも星座、惑星などなど詳細な情報が載っているのも嬉しい。「iPhone 買ったんだけど面白いアプリってある?」って聞かれたら最初にお勧めしていたアプリでした。
駅.Locky (カウントダウン型時刻表)
カテゴリ: ナビゲーション, 旅行
現在の価格: 無料
時刻表と現在時刻から逆算して、あと何分で次の電車が出るかを知らせてくれるアプリ。ZaurusやPalmなどスタンドアロンなPDA時代からあった NextTrainやTrainTimeの後継アプリ。時刻表がアプリ内から簡単にダウンロードできるのも凄いし、GPSデータやWiFiを使って最寄り駅を教えてくれるから最小の手間で次の電車までの時間を知ることが出来て助かります。
最近は電車に乗ることが減って、めっきり使用頻度は減りました。でも間違いなくキラーアプリの一つ。カウントダウン画面のカウントダウン表示上部をダブルタップすると 始発、次の電車、終電 を教えてくれるという機能に気付いてない人も多いのでは? 近い将来、乗換案内アプリとこの「駅.Locky」が一体化したような使いやすいアプリが登場するじゃないかと期待してます。
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以上、Map, Midomi, NatsuLion, Star Walk, 駅.Locky の5つのアプリを選んでみました。
Zaurus や Palm などを使っていたことで、初めての携帯情報端末が「iPhone」な人とは少し選択基準が違うのかも知れません。当時から電話線を繋ぐという必要はありましたが、NiftyServe からデータを落としたりPCとリンクして使ったりしていた人にとって、「iPhone」というのはこれまでのPDAの完成形を連想させます。
そして、そのPDAの完成形に近い iPhone だからこそ実現できたアプリたち。 iPhone ならではの特性を巧く使ったアプリといえるのかも知れません。
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