藤井太洋という小説家をご存じですか?
Kindleサービスが日本で始まった節目の年に処女作『Gene Mapper』を電子自費出版し、一躍注目を集めている小説家です。
個人的にも、今年7月の『Gene Mapper』発売を楽しみに迎えた一人です。
Gene Mapper | Official Web Siteより |
今回、その『Gene Mapper』と同じ世界を共有する短編『コラボレーション』が、ハヤカワの『S-Fマガジン』2013年2月号に掲載されていました。
日本作家特集のトップで、短編『コラボレーション』は約20ページ。
今回も、インターネットが崩壊し、代わりにトゥルーネットが情報インフラとなった世界。林田、黒川、キタムラの代わりに今回も魅力的な2人+1人の人物が出てきます。
まずは『Gene Mapper』を。そして『コラボレーション』も是非書店で手にとって欲しい小説です。電子書籍の出版に関して何が起こってるか興味があれば『Gene Mapper制作ブログ』も非常にオススメです。
さらに、小説 TRIPPER 12/30号には2018年の東京を舞台にした書き下ろしの短編小説『UNDERGROUND MARKET』が掲載されているとか。次はこちらも読んでみたいと思います。