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2012年6月7日木曜日

バナー写真で振り返る、過去10年のWWDC[Cult of Mac]

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Cult of Macが『過去10年のWWDCバナー』という素敵な記事を掲載していました。過去のWWDCのバナーと、そのWWDCで何があったかを紹介した記事です。

» Every WWDC Banner Ever For The Last 10 Years [Gallery]

その記事から少し画像を拾ってみました。2002年から始まります。


2002

Mac OS 9の葬儀で始まったWWDC。Apple Garamondの書体を使ったデザインが懐かしく感じます。OS X 10.2 などが紹介されます。


 


2003

Mac OS X 10.3 Panther。この年には書体が現行のMyriadに。



2004

Mac OS X 10.4 Tiger発表。下のバナーには「(Microsoftを指して)レッドモンド、真似しなさい」という挑発的なコピー。他にも辛辣なコピーが一杯。



2005: Innovation leads to innovation.


10.5 Leopardが発表。そしてインテル製CPUへの意向を発表。Tigerに搭載されたSpotlightを使ったバナーが印象的。




2006: You've come to the right platform.

Mac Proを発表。開発者向けにMac OS X 10.5 LeopardのDeveloper Previewをリリース。細かい表記の変更点として、WWDC2005からWWDC06と年を2桁に。



2007: Expand your universe.

この年のMacworldでiPhoneを発表。iPhone開発のために遅れに遅れた Mac OS X 10.5 Leopardはようやく10月出荷と発表される。



2008

iPhone 3Gと共にiPhoen SDKがアナウンス。OS X iPhoneというのは今のiOSのことです。(え、知ってる?)



2009

iPhone 3GSを発表し、iPhone OS 3.0リリース。iPhone OSというのは今のiOSの。。。



2010: The center of the app universe.

iPhone 4を発表。バナーにあるアプリケーションの数が違います。カラフルなアプリの滝のバナーは印象的でした。




2011: Lion + iOS5 + iCloud = WWDC

ジョブズ最後のKeynoteとなった昨年のWWDC2011。OS X LionとiOS 5、iCloudが発表されました。



さて、来週開幕のWWDC 2012。何が発表されるのでしょうか。非常に楽しみです。
» WWDC 2012の会場設営の写真、バナーには Where great ideas go on to do great things. の文字



ネタ元のCult of Macには、他にも沢山の写真があります。

興味を持たれた方は、是非ご覧になって欲しいと思います。
» Every WWDC Banner Ever For The Last 10 Years [Gallery]

2012年5月31日木曜日

ジョブズファン必携、ジョブズが出演した全てのAll Things Digital動画が配信に!




インタビューを好まないスティーブ・ジョブズが、5回も公開インタビューを受けたイベント「D: All Things Digital」。

その貴重なジョブズのインタビュー動画を集めたPodcast『Steve Jobs at the D: All Things Digital Conference (Video) icon』が配信されていました。


マイクロソフトのビル・ゲイツとジョブズが揃って登壇したD5など貴重な映像も含まれています。

iTunes Store » Steve Jobs at the D: All Things Digital Conference (Video) icon


長時間の動画が多く、かなりの容量となります。音声版Podcastも配信されていますので、とりあえず音声だけでも聴いてみたいという人はこちらを試してはいかがでしょうか。

iTunes Store » Steve Jobs at the D: All Things Digital Conference (Audio)icon

過去のAll things Digital関連記事
スティーブ・ジョブズ: これまでのAll Things Digital 出演動画のまとめ(2003-2005, 2007)
スティーブ・ジョブズ D8 での対談、動画と内容など
iTunes で ジョブズのD8インタビュー動画と音声を無料配信
 

2012年5月23日水曜日

ケン・シーガルがiMac命名秘話やThink different裏話を語った番組「エル・ムンド」をみた(NHKオンデマンド)




ケン・シーガルがiMac命名秘話やThink different舞台裏を語ったNHK BSの番組「エル・ムンド」が NHKオンデマンド にて公開されていました。

参考記事: 要チェック! 今夜のNHK「エル・ムンド」で iMac命名秘話、Think different 舞台裏が明かされる
 

5/23本日発売となった書籍「Think Simple―アップルを生みだす熱狂的哲学 」の著者ケン・シーガル氏が、約20分ほどに渡りインタビューに答えていました。

iMacの広告最終案をスティーブ・ジョブズに持っていった時、一目みるなり色が違うと指摘された話など、興味深い話を聴くことができました。


番組単体での視聴は、210円となります。NHK BSでもあり見逃してしまったという人はいかがでしょうか? » NHKオンデマンド





2012年5月22日火曜日

要チェック! 今夜のNHK「エル・ムンド」で iMac命名秘話、Think different 舞台裏が明かされる




今夜、Think different キャンペーン舞台裏、iMac命名秘話が語られるようです。

本日5/22の番組『エル・ムンド』に、書籍『Think Simple』の著者ケン・シーガル氏が登場するとのこと。番組はNHK BS1、23:00〜からです。


番組Webサイトでの説明は次の通り。公式サイトより。

ケン・シーガルさん マーケティングコンサルタント

IT革命を起こしたスティーブ・ジョブズと12年間共に働き、アップル社の斬新な広告やCMを手掛けた“伝説”のクリエイティブ・ディレク ター。復活をかけて手掛けたキャンペーンの裏側や製品に象徴される“i”のネーミングの誕生秘話、知られざるジョブズの素顔を語っていただきます。

既に著者ケン・シーガル氏は日本に来られてるんでしょうか。近日発売の書籍同様、非常に楽しみな番組です。

関連する記事

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2012年5月8日火曜日

後期アップルのデザイン本『Apple Design 1997-2011 日本語版』がボーンデジタル社より12月10日発売!(発売日変更)




ジョブズがアップルに復帰し亡くなるまでのアップル製品のデザインだけを扱った書籍『Apple Design 1997-2011 日本語版』がボーンデジタル社より8月31日(追記:変更があり12月10日)発売されるようです。

1997年からのデザイン統括はジョニー・アイブ


この本の原著は、昨年8月にHatje Cantz社より発売された『Apple Design』の日本語版。ちなみに昨年11月中旬に入手して書いた記事がこちらです。
 » 本『アップルデザイン』の続編?となる本『Apple Design』は非常に高級なつくりでした

アイブがディーター・ラムスに大きな影響を受けていることにも言及


すでに手に入れている「Apple Design」ではあるんですが、英語ということでほとんど読み進めていなかっただけに今回の日本語版は嬉しいところ。8月末の発売が楽しみです。

本の目次、内容などは、amazonの商品説明をどうぞ。

  

関連記事
本『アップルデザイン』の続編?となる本『Apple Design』は非常に高級なつくりでした | トブ iPhone
1月に買った本・読んだ本 | トブ iPhone

2011年11月29日火曜日

Mac/Windowsユーザーが共によく知るアイコン・フォントのデザイナーによる本『Susan Kare ICONS book』




初代Macintosh開発時に作成され、シンボル的存在となる主なアイコンとフォントをデザインしたのが、今回の主人公スーザン・ケア。


1983年にMacintoshプロジェクトに参加。Macのアイコンや、「Chicago」フォント、コマンドキーのデザインなどMacintoshに欠かせない要素を作った人物。


1985年にジョブズと共にAppleを離れ、NeXT社の立ち上げに参加。のちに独立して Microsoft などとも仕事をしています。Windowsの Notepad は彼女の作品です。


Susan Kare ICONS book


そんな彼女が今回、『Susan Kare ICONS book』という本を作ったらしく、自身のウェブサイトで発売していました。
» SUSAN KARE ICONS ART BOOK | Susan Kare Prints


160ページで $39.95 USD での発売。国外にも対応しているようで早速注文してみました。届くのが非常に楽しみです。




ちなみに以前、サイン入りポスターも発売されていました。こちらも今では大事な宝物になっています。



レボリューション・イン・ザ・バレー―開発者が語るMacintosh誕生の舞台裏
アンディ ハーツフェルド


Macintosh誕生のキープレイヤーの告白。
当時の雰囲気が知れる一冊。
*この本についての記事



 

2011年11月17日木曜日

今見ても画期的なアップルのコンセプトモデル!な絶版本『アップルデザイン』を写真でみる




アップルのデザインを語る上で外すことが出来ない本『アップルデザイン』(日本語版1997年発行:アクシス社)を簡単に写真で紹介したいと思います。

先にブログ記事『本『アップルデザイン』の続編?となる本『Apple Design』は非常に高級なつくりでした』を公開した後、当ブログで紹介出来ていなかったことに気付きました。

この本を見たことがないという人にイメージだけでも伝われば幸いです。

AppleDesign 日本語版
もともと1997年に発行された『Appledesign』が、日本語版として1998年『アップルデザイン』として発行。すでに絶版で日米ともにプレミアがついている本です。

本『アップルデザイン』の内容は?

内容はアップル創業から出版直前の1997年まで。

まずアップルのデザイン史を中心に130ページほどの文章が書かれています。大型本の130ページでかなりの量、またアップルデザイン史でコレだけ詳しい本を知りません。訳はご存じ 大谷 和利さん。

以下、写真を交えつつ。画像は敢えてボケボケです。

スノーホワイトの誕生
IDg トップとなる Bob Brunner(ジョニー・アイブの前任)について

コンセプトモデルの写真が沢山

続いて写真が130ページほど。アップルの歴代マシンはもちろんですが、重要なのはコンセプトモデル。

Apple I と当時の写真、右はApple II
写真の紹介も詳しく、Apple II のデザインは Jerry Manock、デザイン期間は1977年1月から3月。発表は5月などと書かれていて参考になります。

ここからコンセプトモデルを。。。

 
Knowledge Navigator

ジョブズをアップルから追放したスカリーが提唱していたナレッジ・ナビゲータ。イメージ動画は次の記事を。Siri みたいなのが出てきます > ナレッジ・ナビゲータ「Future shock」


右下 Bushful
上画像の右下は、子供向けMacのコンセプト。このデザインはエスリンガー・デザインで1983年3月提示。モニタは取り外し可能。既に iPad のデザインに近いものがジョブズ主導で考えられていたことが分かります。



TelephoneMac
電話付きMac。テレフォンMacのコンセプト。frog designが1984年5月から9月にデザイン。こちらも、まだジョブズが在籍していたころ。

個人的には、やはりコンセプトモデルにしてもジョブズ在籍時のものに共感を覚えるのです。


「Brain Box」
唯一例外がコレ。iPhoneをスタンド置きして、Bluetoothキーボード操作みたいなコンセプト。1989年4月から6月デザインのもので、これは魅力的です。


最後の主役はデザイナー

左下は Susan Kare
この本の最後には、アップルデザインに関わった30数名の紹介があります。初代Macでアイコンやフォントを作るなど大活躍した Susan Kare はもちろん、H.Esslinger, Robert Brunner, Jonathan Ive などが。日本人としては、宇田川 信学 氏が紹介されていて、本書日本語版のあとがきを書かれています。
» 初期マッキントッシュのアイコンポスターがサイン入りで限定発売中!
» コマンド・キーのマークの由来

*     *     *

簡単ですが、大型本『アップルデザイン』の紹介をしてきました。Appleフリークには有名すぎる本ですが、知らない人には絶版でプレミア付きと購入を躊躇するかと思います。

しかしながら素晴らしい本です。本来、定価 8,000円の本ですので、1万円以内で発見できれば充分に検討してもよい本かなと思います。これまた是非とも復刊して欲しい本でもあります。

また関連記事『本『アップルデザイン』の続編?となる本『Apple Design』は非常に高級なつくりでした』も是非!

 

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