WWDC 2011 参加記録の続きです。
ちなみに次の記事の続きとなります。
・WWDC 2011日記 Day -3:持って行くモノ編
・WWDC 2011日記 Day -2:サンフランシスコ到着、そして初日観光
・WWDC 2011日記 Day -1:登録、そして基調講演へ
・WWDC 2011日記 2日目:Apple本社を訪問、Café Macsで刺身ソバ
話は、2011年6月8日(水) に戻ります。
* * *
この日は、トブ企画による『思い入れたっぷりアップル歴史ツアー』でした。サンフランシスコのHertzレンタカーを9時出発。
参加者は、@sakanabone @nagisawks @sayobs @hatune あと匿名さん1名、そして運転手 @tobu1 の6名でした。
高速道路を走って約一時間半。着いたのがこちら。
2066 クリスト ドライブ、ガレージ
そうスティーブ・ジョブズの住んでた家、アップル創業の地です。通常ガレージなどと呼ばれていますが。
*そしてこの家に住んだのはジョブズの中学が荒れていて引っ越したから。このあたりの話は現在ベストセラーとなっている『スティーブ・ジョブズ I 』で詳しく語られています。
アップル創業の地と思うと非常に感慨深いものがありました。ここで、まだ世界に知られる前のジョブズやウォズが夢と希望に溢れて Apple I を作っていたんですよね。
予定が詰まってるので後ろ髪を引かれつつ次の目的地へ。
スティーブン・クリーク通り20863番地
アップルがガレージを出て(1977年2月)初めてオフィスを構えた場所で、実際には1年も経たずにこちらを出て行くことに。まだAPPLE IIを発表する前の話です。
建物は貸事務所のようになっています。通りがかりの人に尋ねてもアップルがここにあったのを誰も知りませんでした。
1978年1月28日、アップルは Apple II を大成功させ、バンドリー・ドライブへ引っ越します。Infinite loop からデアンザ大通りを挟んで西側にある建物です。ここら一帯がのちのアップルキャンパスになります。
2日連続でのアップル本社訪問。同じくLoopを回り、カンパニーストアに入ります。 @sayobs はちなみにこの日もなにも購入せずです。ここらで12時頃。
1985年、ジョブズはアップルを追われます。NeXTとPixarを立ち上げますが不遇の時代を過ごします。そしてそんな時、当時スタンフォード大学で学生だった妻ローリーンと出会います。さらに2005年、ガン手術後に歴史に残る卒業式スピーチを行ったのもスタンフォード大学です。
今回ツアーではルート280からスタンフォード大学の敷地内をぐるりと通って、大学のすぐそば、食事が出来る大型のショッピングセンター Town and Country Shopping Center に。
ここには 2010年3月にジョブズとGoogle CEO エリック・シュミットが会っていたのが目撃されたカフェ Calafia があります。AppleとGoogleの蜜月時代が終わり、スマートフォンを巡って次第に対立が激化していったころの話です。
このお店で食事をしようとするも、食事時で結構な待ち時間があったので近くの別のお店で済ませました。
そしてアップル歴史を巡る旅、最後の場所は。。。
こちらです。最近は映像や画像が沢山出ているのでご存じのかたも多いでしょう。ジョブズの自宅です。スタンフォード大学からほど近いところにあります。たしかGoogle シュミットも近くとかで高級住宅地とのこと。確かに個性的な家は多いのですが、自然と解け合った威圧感を感じない家が多かったように記憶してます。
写真右にみえる車はそうジョブズの車、ナンバーがついてないメルセデスSL55です。この時、フューエルリッドが空いているのをみてジョブズはもう運転していないのかなと思いました。住宅街なので出来るだけ迷惑にならないように通り過ぎましたが、同じようにジョブズの家を見に来たと思われる車が走っていました。
この時は当然知るよしも無かったのですが、このWWDCから4カ月後、ジョブズは iPhone 4S の発表を自宅で見届けて翌2011年10月5日、この世を去ります。
ここで午後2時過ぎ。この日の話はつづきます。。。
» WWDC 2011 日記 3日目の2:Evernote本社潜入、Google突入
WWDC 2011 記事一覧
・WWDC 2011日記 Day -3:持って行くモノ編
・WWDC 2011日記 Day -2:サンフランシスコ到着、そして初日観光
・WWDC 2011日記 Day -1:登録、そして基調講演へ
・WWDC 2011日記 2日目:Apple本社を訪問、Café Macsで刺身ソバ