西欧と南米のお国柄独特の音楽について Wikipedia や YouTube、iTunes Store , Amazon で調べて聴いてみる。家にいながらにして音楽を知り、その歴史を知る。あとは感じることができるかどうかなんだけど。
フランス・・・シャンソン
本来、シャンソン(chanson)は、フランス語で歌の意味である。したがって、少なくとも現代のフランス語圏においては、シャンソンは歌全般を意味し、特定ジャンルの楽曲を指すものではない。他言語圏ではフランス語で歌われる曲という意味で使われることが多く、この場合も何らかの音楽的特徴を持つものではない。・枯葉(イヴ・モンタン)YouTube - Yves Montand - Les Feuilles Mortes
・愛の賛歌(エディット・ピアフ)YouTube - Edith Piaf L'Hymne à l'amour
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イタリア・・・カンツォーネ
イタリア語では単に歌を指す単語であるが、日本国内においては主に19世紀末から20世紀初頭に書かれたイタリアの大衆歌曲、特にナポリのもの(カンツォーネ・ナポレターナ、Canzone napoletana)を指すことが多い。・フニクリ・フニクラ YouTube - Andrea Bocelli - Funiculi Funicula
オー・ソレ・ミオ('O sole mio)、サンタ・ルチア (Santa Lucia)など
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ポルトガル・・・ファド
ポルトガルに生まれた民族歌謡。ファドとは運命とか宿命とかという意味であり、このような意味の言葉で自分たちの民族歌謡を表すのは珍しい。1820年代に生まれ、19世紀中ごろにリスボンのマリア・スヴェーラの歌によって現在の地位を得た。・暗いはしけ(アマリア・ロドリゲス) YouTube - Barco Negro by Amalia Rodrigues
主にポルトガルギター(ギターラ)とクラシック・ギター(にスチール弦を張ったもの)(ヴィオラ)(時には低音ギター(バイショ・ヴィオラ)が加わる場合もある)で伴奏される。
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アルゼンチン・・・タンゴ
アルゼンチン・ブエノスアイレスやウルグアイ・モンテビデオのダンスおよび音楽。および、それを擬したダンス・音楽で、音楽業界から「タンゴ」と公認されたもの。・ミ・ノーチェ・トリステ (カルロス・ガルデル) YouTube - CARLOS GARDEL - MI NOCHE TRISTE
・スール (エドムンド・リベロ) YouTube - Edmundo Rivero - Sur
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ブラジル・・・サンバ (Samba)
4分の2拍子のダンス音楽で、19世紀の終わりごろ、ブラジル北東部の港町、バイーア(現在のサルバドール)で発祥したとの説が有力である。・日は昇る (カルトーラ) YouTube - Cartola - O Sol Nascerá
バイーアから移住したアフリカ系黒人の奴隷労働者たちが持ち込んだ、Batucada(バトゥカーダ、打楽器のみの構成によるサンバ)などの音楽をもとに、ショーロやルンドゥーなどの要素がとりこまれ成立し、ブラジルを代表する音楽ジャンルとなった。
・YouTube - Black Orpheus (黒いオルフェ)
*ボサノヴァ - Wikipedia
サンバやショーロをはじめとするブラジルの伝統的な大衆音楽、特にサンバ・カンサゥン(Samba Canção)を基に、中産階級の若者たちの求めていた心地よく洗練されたサウンド、「新しい感覚」のサンバとして成立した。ボサノヴァをジャズの一部と見るなど様々な見方もあるが、少なくとも本来のボサノヴァはサンバの一種であると定義されており、それまでのブラジル音楽の流れを変えたといわれる。・ジョアン・ジルベルト
・YouTube - アストラッド・ジルベルト - イパネマの娘 Astrud Gilberto -The Girl From Ipanema
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