英語は得意じゃないけど、海外のニュースサイトが読みたい!という多くの日本人にとって理想的な iPhoneアプリがリリースです。
読む人の英語レベルに合わせて英単語にルビを振ってくれる『Ruby Reader』は、Google Readerに対応、ロングマン英和辞書を搭載した実用的な iPhone アプリです。半端な翻訳より英単語訳だけ表示してくれれば自分で翻訳したい、そういう人にとって最適なアプリです。
『Ruby Reader』の画期的な理由5つ
- RSS記事の英文にルビを振ってくれます
- ルビ振りする単語は、英語力に応じて設定可
- ルビ振りする単語毎に、好みの設定可
- Google Reader連携でルビ、スター機能
- 「ロングマン英和辞書」搭載、約10万語収録
さあ、『Ruby Reader』のスクリーンショットから見ていきます!!
まずは Ruby Reader の目玉であるRSS機能から。
Google Readerのアカウント登録してログイン。
Apple系ニュースの海外サイト『TUAW』を選択し「Apple issues iMac Hard Drive Firmware Update 1.0」という記事を選んでみました。
さて早速、英文の記事にルビを振ってみましょう。
方法は簡単。右上「ルビ振り」をタップするだけ。数秒で単語にルビが振られた画面に。これだけでも記事の内容が把握しやすくなります。が、それだけではないのです。
次に「booting」の意味が理解できなかったとします。
タップすると右上の辞書画面に。文脈にあった訳語がオレンジで表示されます。さらに英文中でも確認したい場合は、その訳語をタップしてみます。また別の訳語が適切だと思った場合は、その訳語をタップして下さい。
はい、英文中に先ほど調べた単語にルビが振られました。素晴らしい!!
「ルビ振り」設定も柔軟だ!
自動ルビ振りが凄く便利なことは理解いただけたとして、もっとルビ振りについて出来ることを紹介。
不必要なルビの場合。単語を選んで「この語はルビを振らない」と指定するだけ。「この語のルビ設定をリセット」することも可能。
これで今後 「inch」を「インチ」ってルビ振りはもうしません。
ルビ振りだけでなく、文章を把握速度アップにも貢献する機能です。右下のスライダーを左に移動すると、重要な単語だけを抜き出してくれます。
文章の中で必要性が低いと判断された単語から、少しずつ薄い色になり、消えていきます。ざっくりと内容確認するのに使えそうです。
機械翻訳で困るのは自分の英語力に合ってないこと。Ruby Readerでは、TOEICスコアを参考としたルビ振り設定が可能です。これは嬉しい機能、大学受験者なら普通を選択すれば良さそうです。
- 苦手(スコア:230程度)(デフォルト)・・・英語が苦手な方向けの設定です。簡単な単語以外はすべてルビ振りをします。
- 普通(スコア:480程度)・・・大卒程度の英語力の方向けです。
- 少し得意(スコア:610程度)・・・ある程度英単語力のある方向けです。
- 得意(スコア:740程度)・・・英語を読むことに苦労しないスキルのある方向けです。
- とても得意(スコア:870以上)・・・ネイティブと同等のスキルのある方向けです。
設定画面
他にも 品詞の表示、略語や固定名詞の検索サイト、文字、行間設定などが可能。
最後の画像のように、トップ画面から「New Page」でウェブサイト、「Edit Text」では入力した文字にルビ振りすることも可能です。
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以上、英文翻訳速読ツール「Ruby Reader」の紹介でした。
仕事にしろ趣味にしろ、ある分野でお得な情報、最新の情報を知りたい場合に英語ニュースサイトのRSSは非常に役立ちます。『Ruby Reader』なら記事の内容を理解するのが非常に楽になると思います。
また現在、リリースセールで4月28日(木)まで特別価格800円(定価1200円)。非常に実用的なアプリだと思いますので購入検討してみてはいかがでしょうか。
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