瀬戸内国際芸術祭2013夏会期に2泊3日で行ってきました。
直島など瀬戸内の島々を中心に3年に1度開催されている瀬戸内国際芸術祭。今年は「アートと島を巡る瀬戸内海の四季」として、春・夏・秋の3シーズン開催に。
前回の春開催に続いて、今回は直島・豊島・犬島の建築・芸術を巡ってきたので数本の記事で紹介します。
1. 出発・豊島編では、豊島美術館・豊島横尾館・島キッチン、豊島で泊ったテシマ アモーレ リゾートを。
岡山・宇野港から豊島へ、のはずが直島経由に
まず初日の朝。岡山県・宇野港から8:30発の豊島便に乗船しようとするも、人数制限で乗船できず。
Evernoteで綿密に組んであった予定が。。(*芸術祭時の乗員制限には気をつけたほうがよさそう。高速船は定員が少ないので要注意。)
予定変更。気を取り直して瀬戸内芸術祭の中心地・直島を目指すことに。
9:22発のフェリーで直島に。こちらはゆったり座れて一安心。直島・宮浦港では、芸術祭のアイコンともいえる草間彌生さんの赤かぼちゃがお出迎え。
続いて、海の駅「なおしま」(SANAA設計)に。
宮浦港のターミナルとして、また瀬戸内国際芸術祭のインフォメーションセンターや公式グッズショップなどをチェック。
12:00発の船で豊島へ。乗った船は奥の赤いラインが入った船。
豊島:豊島美術館、島キッチン、豊島横尾館
撮影: 森川昇 |
豊島(テシマ)で行きたかったのは豊島美術館。上の写真に魅了されたんですよね。事前にベネッセアートサイト直島Webチケットより日時指定チケットを購入。15時まで他の作品をみることに。
まずは2013年7月オープンの豊島横尾館に。グラフィックデザイナー横尾忠則氏の平面作品11点が展示されています。奇抜な色使いの石庭と池、また円筒状の塔には鏡を使った作品があり楽しめました。
島には超小型電動車「日産ニューモビリティコンセプト」がレンタカーとして利用されていました。1日8,400円で利用できるようです。» 豊島マイクロEVセンター
次はバスにのって「島キッチン」に。東京丸の内ホテルのシェフ協働によるレストラン。中はかなり混んでたので、敷地内「みかん小屋」の野菜ごろごろカレーを注文。水分補給にビールも。
とても暑い日だったのですが、日よけもあり、風も吹き抜けて居心地のよい空間でした。
時間を忘れそうになる豊島美術館
そしてチケットの時間にあわせて豊島美術館に向かいます。
島キッチンから歩いて数分。坂を登り切るとパノラマで瀬戸内海が。明らかに狙った仕掛け。こういう部分が嬉しい。
右:チケットセンター、中:母型、左:カフェ&ショップスペース |
まず右のチケットセンターに。
さらに進むと、ここでも瀬戸内海が。入場制限を待つ行列に並びつつも、素晴らしい風景を堪能することが出来ました。
そしてメインの作品「母型」に。広さ40×60m、高さ4.5mの柱が1本もないコンクリート・シェル構造、また天井には大きく二箇所の開口部。
『内部空間では、床のいたるところから水が湧きだし、一日を通して「泉」が誕生する』靴を脱いで館内に入ると、そこは不思議な空間が。床から湧きでる水、その水が傾斜を流れて合流し泉になります。そして天井の2つの開口部からは青空が。中では寝転んだりしつつゆったりと。ただぼーっと。とても癒される空間でした。
参考:瀬戸内アートの島 1/2 - YouTube
建物を出ると、カフェ&ショップスペースが。こちらも同じコンクリート・シェル構造でしょうか。
ここで頼んだ岡山・丸本酒造のスパークリング酒「泡々酒」がとても美味しかった。
同じもの? Amazon: 丸本泡々酒ストライプ5本セット
豊島のアモーレ テシマ リゾートへ
初日の宿泊は、アモーレ テシマ リゾート(楽天トラベル)に。
ホテルはプライベートビーチ付きのコテージタイプ。5時に家浦港に迎えに来てもらい、夕食時間まで久々にビーチで海水浴を楽しみました。
夕食はレストラン棟でのバーベキュー。
日がゆっくりと落ちていき、食事が終わる頃には月が出ていました。
夜はホテルからいただいた簡易な花火をして、早めに休みました。
翌朝。アプリ『月読君』で確認して日の出前、5時過ぎに起床。朝食までビーチでゆったりとした時間を。
月読君 - 月の満ち欠けと暦カレンダー
カテゴリ: 天気, 辞書/辞典/その他
現在の価格: ¥170
朝食を食べた後は、9:50発の犬島行きに向けて豊島・家浦港まで送ってもらいました。
犬島精錬所美術館、家プロジェクトがある犬島での出来事は、次の記事に続きます。
犬島精錬所と家プロジェクト:瀬戸内国際芸術祭2013夏 2泊3日の旅(2.犬島編) | トブ iPhone